生き木地蔵
4月
29日
愛媛県四国中央市川之江の街を遠望しながら峠を越え、しばらく行くと案内看板のある分かれ道に出ます。この地も平家落人部落なのですね。知りませんでした。
駐車場に車を停めて、谷間の山道を下ること約3分、生き木地蔵が見えて来ます。鹿子の木に彫られている仏様で弘法大師の姿の様にも見える様です。生き木地蔵の彫られた鹿子の木はノミで彫ったような木肌でで、初めて見ます。珍しくて目立つ木なので選ばれたのかも知れませんね。
300年ほど前に彫られた生き木地蔵は木が枯れてその寿命を全うした為、改めて横にある鹿子の木に模して彫られた様です。生木に掘るとは大変な技ですし、仏様の姿も素晴らしく、思わず手を合わせしまいました。
平家の落人部落の上に位置している様で、かつては山深い間道であったと考えられます。それとも昔の遍路道だったのかも知れませんね。燃える様な新緑でウグイスや小鳥のさえずりが絶え間なく鳴り響き 谷を渡る風が竹林を揺らす音が聞こえる、静寂とはまた別の荘厳な曼荼羅の世界でした。
メタボ柿原さんのブログ : http://metabokawa.ashita-sanuki.jp/e1007761.html
投稿日 2017-04-29 15:16
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投稿日 2017-04-29 18:29
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投稿日 2017-04-30 09:27
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投稿日 2017-04-30 11:56
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