あゝ、世の中桜
4月
16日
場所は穴吹町の奥の奥30分程走って県道にはいります。小さく桜への看板があって狭い道を登っていきます。雨は小康状態でしたが霧が立ち込め神秘的な情景でした。この地区にはもう一本「天神桜」と言う樹齢500年の山桜も有ります。
「世の中桜」は通称で「内田のエドヒガン」が名称の様です。樹齢は600年以上と言われれています。「世の中に騒動が起きると咲かない」と言う桜だそうで、東北の震災後2年間咲かなかったそうです。
県道は林道入口まで来ましたが以降の林道は工事用林道の様です。一般車は立ち入らない様に注意書きがありました。100m程林道で登るとそこからは未舗装となって雨でぬかるんでいるためスリップしてしまいました。クマ注意の看板もあり、珍しく通話不可の地域なので仕方なくバックしました。
この辺り剣山付近はこれからの時期「マムシ(蛇)」の多い所です。「世の中桜」を見るには登山装備で入らないと見れないでしょうね。
引返して「天神桜」の方へ行って見ることにしました。こちらは山間部落外れから道が別れていて残念ながら車は通行不可能で500m徒歩で行かなくてはなりません。機材を持って雨の中を移動するの大変なので此方も諦めました。
桜を巡る最後、残念ながら「世の中桜」を見る事は出来ませんでしたが、峯の頂に霧に包まれてヒッソリと咲く桜のイメージを抱きながら山を下りる事にしました。
投稿日 2015-04-16 07:57
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2015-04-16 12:58
ワオ!と言っているユーザー
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