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Forest Aesthetics 森林美学 漆の褥

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               ...                                           © Daisuke Kawai



群生するツタウルシが
ほのかな木洩陽に
ふんわり浮かび上がっていた

植物のことなど何も知らなかったころ
森の中で突如猛烈な便意に苛まれ
なにも考えぬまましゃがみこみ
尻をまくったことを思い出した

そこは漆の褥だったのだ
街へ戻ってからまもなく臀部は腫れあがった
なにか妙な病気にでも罹患したのかと杞憂した

そうやって漆という草の存在を刻み込んだ
いまもってこういう光景を目にすると
かすかな警戒のシグナルが鳴るのである






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