文章の癖

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その昔、源氏物語の作者を特定する仕事をお手伝いしたことがあります。
この原作者は紫式部とされていますが、光源氏亡き後の物語(宇治十帖)は
作者は違うのではないかとの疑問があり、これを解明する作業です。

結論は、文体の癖が一致しており、執筆時期は同じではないかも知れないが
同一人であることは疑義を挟まないとの結論でした。

江戸時代の国学者本居宣長が、文体を真似た文章も参考として分析
しましたが、多くの点で不一致が見られました。

多くは写本しか残っておらず、いわゆる筆跡鑑定が不可能である点は
現在と同じです、デジタル文字では筆跡からの調査は出来ませんが
文体による類似点は比較的簡単に比較が出来ます。

Blogのように連続して記述してある文章は、読むと簡単にわかります。
同一人のはずなのに、文体が異なる場合、引用が明記して無ければ
いわゆる「ぱくり」の可能性が高くなります。

※写真は名古屋の徳川美術館のHPから借用
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文字、昨今はINTERNETの世界でも写真までもが、自分の写真として堂々と掲載している向きがあります。
まして文字は、そっくりコピーして貼り付ければ何の苦労もしなく、自分の文章として公開し出来ます。

特に中国の遊園地のキャラクターもそうです。しかも国営ですよ。

創造する者の価値観は、オリジナリティーだと思いますが?

パクリの精神・・・何をか言わんです。
投稿日 2011-01-27 13:30

ワオ!と言っているユーザー


CD,DVDのコピーから遊園地のキャラクターまでコピーするのは呆れます。
教育がその程度なんでしょうね・・・・・

しかし、著作権の認識が確固している我が国で、これがあると問題です、品性を疑います、
オリジナリティ、これこそが創造でね。

私は故司馬先生の大ファンです、先生は実に多くの引用をなされておりますが、最初に自説を述べ、引用を紹介され自説の根拠や補完に使われています。
書名・著者はも勿論、出版社や時期も明確に記載があり、安心して読むことや、話題に使うことができますね。
投稿日 2011-01-28 00:26

ワオ!と言っているユーザー


なるほど・・・。

そうですか・・・(-。-)y-゜゜゜
投稿日 2011-01-27 14:37

ワオ!と言っているユーザー


無くて七癖、とはよく言ったものですね。
投稿日 2011-01-28 00:28

ワオ!と言っているユーザー