4月
23日,
2010年
8進数
よく使うと言っても実際に計算をするわけではなく、その仕組を理解しないといけないだけですが・・
<Linux のパーミッション>
Linuxの運用にはファイルやディレクトリーの「許可」が重要な要素となります。
パーミッションは rwx が3組で構成されますが、これを8進数で現すため、初心者には理解に苦しみます。これを平易に解説してみました。
※rは読み込み権、wは書き込み権、Xは実行権を表します、対象ファイルに対して何が許されているかを此の様な形で表現します。
さらにこれを特権者・所有者・部外者ごとに割り当てます。
rwx 7
rw- 6
r-x 5
r-- 4
-wx 3
-w- 2
--x 1
--- 0
となりますが、これを「丸暗記」するのでがなく、以下
の「ルール」を覚えましょう。
8進数は 3桁の0/1で表示されます。
rwx 111
rw- 110
r-x 101
r-- 100
-wx 011
-w- 010
--x 001
--- 000
となります。
つまり、rwxとは無関係にどの位置に「文字」つまりビット
が立っているかが重要なのです。
これに以下のルールを適合します。
1桁目 1
2桁目 2
3桁目 4
このルールを適用すると
rwx 111 4+2+1=7
rw- 110 4+2+0=6
r-x 101 4+0+1=5
r-- 100 4+0+0=4
-wx 011 0+2+1=3
-w- 010 0+2+0=2
--x 001 0+0+1=1
--- 000 0+0+0=0
となります。
ちょっと難しいおハナシになってしまいましたが、コンピュータの世界はこんな事を考えながらやっていると理解していただければ幸いです。
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