7代錦光山宗兵衛のおそらく狼のフィギャリンである。京都から出てきたので、おそらく時代は1910年頃に試作されたものと思われる。カイに似ているかなと思ったが、イヌではなく、オオカミだと思う。尻尾の形からキツネも考えられる。 錦光山の磁器の釉下彩における動物のフィギャリンはネコ2匹に続いて、3個目であるが、なかなか珍しいものだと思う。おそらく、ロイヤル・コペンハーゲンに影響されて制作されたものと思われるが、白い眠り猫と同じく、耳に赤紫系の色を使用している。 最近、写真を取っても、HPにアップする暇がないので、とりあえず、ブログにアップしておく。