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カイの家

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スマルプグリンガン・サイピトゥ

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スマルプグリンガン・サイピトゥ
 今年の夏バリでオーダーしたスマルプグリンガン・サイピトゥのガンサである。これのために、バリからの帰り荷物が総量44kgになり、手荷物機内持ち込みで20kg以上運ぶはめになった。しかし、いつも疑問に思うのは、結局、機内持ち込みにしろ預ける荷物にしろ、総量は同じなのだから飛行機の積載量は変わらないと思うのだが...。まあ、いいか...
 このスマルプグリンガン・サイピトゥ、普通のガムランと何処が違うのかというと7音なのである。一般的に普及しているガムラン・ゴング・クビャールは5音で、この7音から1,2,3,5,6番目の音をとって作られるスリシールという音階なのである。また、影絵芝居で使われるグンデル・ワヤンはスレンドロという音階で、この7音から1,3,4,5,7の音をとって作ることができる。
 であるからして、普通はひとつの曲の中では、最後まで同じスケールを使って演奏するが、このスマルプグリンガン・サイピトゥを使えれば、1曲のなかで、いろいろスケールを変えることができるのである。まあ、西洋音楽的に簡単にいえば、曲の途中で転調ができるのである。そのため憶えることは大変だが、一度憶えてしまうと、とても気持ちよく、嵌ってしまう。
 この楽器を見ていただくと、台の下の両脇に壷らしきものが3個ずつ付いているのがわかりますか? そうです。わざわざ、クルンクン地方のガムランの楽器で見られるこの壷のデザインで台をつくってもらったのです。日本で、この形のガムランを持っているのは私だけです。
たぶん...
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Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2010-10-20 00:31

日本でただ一台か・・・。

そのうち「なんでも鑑定団」かな・・・。

ワオ!と言っているユーザー

hiro
hiroさんからコメント
投稿日 2010-10-21 07:11

なにそれ...

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