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うなりの文化

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その1です。2011 年 35... その1です。2011 年 35 巻 1 号 p. 89-96
このウェブページに飛べば、PDFをダウンロードできます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/souonseigyo/35/1/35_89/_article/-char/ja
その2です。2012 年 36... その2です。2012 年 36 巻 2 号 p. 195-200
このウェブページに飛べば、PDFをダウンロードできます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/souonseigyo/36/2/36_195/_article/-char/ja/
 ネットでいろいろ研究論文を検索していたら、なんと9年前に日本騒音制御工学会のジャーナルに投降した私の論文が公開されていた。最近、どの学会も古い論文をweb上に公開するようになってきた。良いことである。
 今読むと、よくもまあ、「騒音制御」に掲載してもらえたなあと思う。当時、私は「騒音」という西洋近代文明が持ってきた負の文化に対して、西洋思想である近代科学の工学では解決できないと限界を感じ、西洋文化ではノイズであり、東洋の音の文化である「うなり」に惚れ込み、もっと日本人は「うなりの文化」を見直すべきであると、ちょっと学会に対してアンチテーゼ的な気持ちで投稿したのである。当然、査読の段階で、私にとっては重要な部分は削られた。若かったな..
 それと、実は、この論文の掲載が決まったので、翌年、教授に昇格できたのである。という、とても、思い出深い論文でもある。まあ、「うなり」に興味がある方、ご笑覧ください。
#ガムラン

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