うなりの文化
4月
15日

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https://www.jstage.jst.go.jp/article/souonseigyo/35/1/35_89/_article/-char/ja

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https://www.jstage.jst.go.jp/article/souonseigyo/36/2/36_195/_article/-char/ja/
今読むと、よくもまあ、「騒音制御」に掲載してもらえたなあと思う。当時、私は「騒音」という西洋近代文明が持ってきた負の文化に対して、西洋思想である近代科学の工学では解決できないと限界を感じ、西洋文化ではノイズであり、東洋の音の文化である「うなり」に惚れ込み、もっと日本人は「うなりの文化」を見直すべきであると、ちょっと学会に対してアンチテーゼ的な気持ちで投稿したのである。当然、査読の段階で、私にとっては重要な部分は削られた。若かったな..
それと、実は、この論文の掲載が決まったので、翌年、教授に昇格できたのである。という、とても、思い出深い論文でもある。まあ、「うなり」に興味がある方、ご笑覧ください。