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チャペック兄弟と子どもの世界

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チャペック兄弟と子どもの世界
 昨日、松濤美術館へ「チャペック兄弟と子どもの世界」展を見てきた。まあ、絵本作家の展覧会と思い、あまり期待していなかったが、結構良かった。それもそのはず、兄のヨゼフは、キュビズムの画家で多くの作品を発表しており、弟のカレルは、文筆家で、第2次世界大戦前の不安定な社会において、多くの新聞記事、戯曲、旅行記、批評などを発表しており、チェコでは相当有名らしい。なんと、日本でも、大正時代に、このチャペック兄弟が書いた戯曲「人造人間」が、大正時代に築地小劇場で上演されたようだ。絵本も世界各国で翻訳されており、日本でも発売されている。ということで、子連れも多かった。しかし、私は知らなかった。
 ふたりの活動は、かなり当時のチェコ社会に影響を与えていたらしく、兄のヨゼフは、ナチスに政治犯として捕まり、強制収容所に送られて亡くなったらしい。弟も、ナチスに目を付けられていたようだが、ナチスがチェコに進撃する3か月前に病気で亡くなったようだ。なんか、帰って図録を見ていると全体的に重くて暗い。
 ということで、今日で展覧会は終わりです。すいません。行くのが遅くて.. 
#展覧会

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