ジョルジョ・デ・キリコ ー変遷と回帰ー
11月
27日
シュルレアリズムに、若いころ嵌っていたので、キリコは結構見ているような気がしていたが、これだけ、まとめて見たのは、確かにはじめてだった。
キリコといえば、シュルレアリストたちに影響を与えた形而上絵画が有名であるが、タイトルに「変遷と回帰」と書いてあるように、第1次世界大戦後、古典主義へ関心が向けられ、伝統的なテクニックや題材で制作を続けるようになり、シュルレアリストたちに批判されたようだ。そして、晩年、また、形而上絵画へと回帰する。
同じような絵を何枚も描く(これを「主題の変奏」と言うらしい)キリコをアンディ・ウォーホルが絶賛していたらしい。ようするにポップアートにも影響を与えた、すごい人だった。
12月26日までやっているから、もう一度じっくりと見に行こうかな..
ちなみに、日曜美術館でも取り上げていた、有名な「街の神秘と憂愁」は、今回、展示されていません。
投稿日 2014-11-27 15:17
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2014-11-28 00:23
ワオ!と言っているユーザー