Ⅰコリント13章4-8
4 愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。5 礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、6 不正を喜ばずに真理を喜びます。7 すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。8 愛は決して絶えることがありません。預言の賜物ならばすたれます。異言ならばやみます。知識ならばすたれます。
4 Love suffers long and is kind; love does not envy; love does not parade itself, is not puffed up; 5 does not behave rudely, does not seek its own, is not provoked, thinks no evil; 6 does not rejoice in iniquity, but rejoices in the truth; 7 bears all things, believes all things, hopes all things, endures all things.8 Love never fails. But whether there are prophecies, they will fail; whether there are tongues, they will cease; whether there is knowledge, it will vanish away.
★すべてをがまんし Bears all things
がまん…forbear, burden, carry, suffer, also cover
完璧な人はいない。もし完全ではない人を愛するなら、痛みが必ず伴うこと、またがまんが必要なことを知っていなければならない。
私は、DVの被害者のシェルターで奉仕していますが、
DV被害者のクラスでもいつも教えていることがある。
それは、恋愛関係を急がないこと、DVに至る多くの場合は、関係を急がせる罠というのがある。また、コミュニケーションの大切さ、DV被害者の多くは、コミュニケーションをよく取らないということになれている。意思疎通を確認して物事を一緒に決めるのではなく、ただ状況にひたすら合わせて行く、相手がすでに決めたことに必死でついて行くケースが少なくない。
そんなわけで、本当の愛は、そんなにすぐに育たないんだということをいつも教えています。何回も話し合って、互いを信頼していく、聞きにくいことや、話しにくいことも心を開いて話していく、信頼度によって話せる内容も広がる。それは、一日や二日でできることではない。
小さい時から、コミュニケーションが少ない家庭で育った人は特に難しいけど、じっくり、時間をかけて、人間関係を運んでいくことが健康な関係づくりに無くてはならないものです。
人を愛する時に、関係を運んで行く、将来につなげていくには、我慢が必要です。がまんというのは、時間と関わりがあります。待てないところを待つから、我慢なのです。
★すべてを信じ Believes all things
ピステオー…誠実である、faithfulness これは、誰に対してか、ということがいつも問われます。あなたを信じていますよ、という時には、必ず、私たちが忠誠を誓ってお従いしているキリストにあって信じるという意味が込められているのです。
へブル11:1
信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。
Now faith is confidence in what we hope for and assurance about what we do not see.
へプル11:6
信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることとを、信じなければならないのです。
And without faith it is impossible to please God, because anyone who comes to him must believe that he exists and that he rewards those who earnestly seek him.
★すべてを期待し Hopes all things
期待する、Hope は、まだ見てないことについてです。私たちが希望を持つときには、現在をしっかり踏まえないと持つことができません。
何となく今存在しているという人には、将来について希望を持つことができないのです。
全く何も自分に希望が無いという状態であることをしっかり踏まえなければならないのです。
私のクライアントさんたちは、全てを失った人たちです。健康も、精神的にもお金、家、家族も。。。しかし、その何もなくなった時に、かすかな願いを持つのです。こうなったらいいのにな。。。。と。それが、希望を産むのです。
私も、うつになり、人間として機能できなくなった時、祈ることもできませんでしたが、ただ一言、「神様、私、幸せになりたい」と祈りのようなつぶやきを口にしました。その日から、癒しと奇跡の日々が始まったのです。
全てを期待するには、今、期待するものが無いことを知ることです。
人を愛するとき、自分に限界を感じ、また、人に絶望します。
その絶望感は無駄ではないのです。それをよくかみしめるのです。その時に、かすかな願い、希望が出てきます。神は、その希望を決して見逃しはしません。神を信じ、自分を信じ、人を信じてみようではありませんか。
★すべてを耐え忍びます Endures all things
神の愛とは、なんとなんと偉大なものなのでしょうか。。。。ここにきて、私の牧師の言葉がよみがえります。「忍耐ですね」神に仕えること、人に仕えることは、忍耐だ。牧師の働きは忍耐だと言われました。
羊飼いとして羊を養うことは忍耐であるというのです。
どういう事でしょうか。
それは、ただ、今、すべてのことを持ち運び覆うのではなく、今だけすべてのことを信じるのでなく、今、すべてのことを期待するのではなく、ずっとそうするのだ、ということです。
それを継続してこそ、アガペーの愛なのです。
★愛は決して絶えることがありません Love never fails
いろいろな賜物も廃れ、なくなります。大きなミニストリーも消えてなくなります。有名になった人も、いつか死にます。
しかし、その人に愛された人、その人の神の前に生きた姿は、永遠に人に霊感を与えます。
物としては残りません。目に見える物でもありません。
私たちの心にいつまでも住んで、それは無くなることがありません。
私たちも、人に愛された経験がありますね。赦されるに値しない時に赦された経験がありますね。それを通して感じた神の愛は、決してなくなることはないのです。
★ 息子よ… My son,
In Proverbs dear “son” (箴言Prov. 1:8, 10, 15; 2:1; 3:1, 11, 21; 4:1, 10, 20; 5:1, 7, 20; 6:1, 3, 20; 7:1, 24; 19:27; 23:15, 19, 26; 24:13, 21; 27:11)
箴言Prov. 1:8 わが子よ。あなたの父の訓戒に聞き従え。あなたの母の教えを捨ててはならない。Listen, my son, to your father’s instruction and do not forsake your mother’s teaching.
V10 わが子よ。罪人たちがあなたを惑わしても、彼らに従ってはならない。My son, if sinful men entice you, do not give in to them.
V15 わが子よ。彼らといっしょの道をあるいてはならない。あなたの足を彼らの通り道に踏み入れてはならない。my son, do not go along with them, do not set foot on their paths;
箴言Prov. 5:1わが子よ。私の知恵に心を留め、私の英知に耳を傾けよ。My son, pay attention to my wisdom, turn your ear to my words of insight,
箴言Prov. 19:27 わが子よ。訓戒を聞くのをやめてみよ。そうすれば、知識のことばから迷い出る。Stop listening to instruction, my son, and you will stray from the words of knowledge.
箴言Prov. 23:15わが子よ。もし、あなたの心に知恵があれば、私の心も喜び、16 あなたのくちびるが正しいことを語るなら、私の心はおどる。わが子よ。よく聞いて、知恵を得、あなたの心に、まっすぐ道を歩ませよ。My son, if your heart is wise, then my heart will be glad indeed; 16 my inmost being will rejoice when your lips speak what is right.19 Listen, my son, and be wise, and set your heart on the right path:
箴言Prov. 13:1知恵のある子は父の訓戒に従い、あざける者は叱責を聞かない。A wise son heeds his father’s instruction, but a mocker does not respond to rebukes.
◎ 神の国の相続財産。
ロマ8:14-17 14 神の御霊に導かれる人は、だれでも神の子どもです。15 あなたがたは、人を再び恐怖に陥れるような、奴隷の霊を受けたのではなく、子としてくださる御霊を受けたのです。私たちは御霊によって、「アバ、父」と呼びます。16 私たちが神の子どもであることは、御霊ご自身が、私たちの霊とともに、あかししてくださいます。17 もし子どもであるなら、相続人でもあります。私たちがキリストと、栄光とをともに受けるために苦難をともにしているなら、私たちは神の相続人であり、キリストとの共同相続人であります。14 For as many as are led by the Spirit of God, these are sons of God. 15 For you did not receive the spirit of bondage again to fear, but you received the Spirit of adoption by whom we cry out, “Abba, Father.” 16 The Spirit Himself bears witness with our spirit that we are children of God, 17 and if children, then heirs—heirs of God and joint heirs with Christ, if indeed we suffer with Him, that we may also be glorified together.
ヨハネ14: 23
イエスは彼に答えられた。「だれでもわたしを愛する人は、わたしのことばを守ります。そうすれば、わたしの父はその人を愛し、わたしたちはその人のところに来て、その人とともに住みます。Jesus replied, “Anyone who loves me will obey my teaching. My Father will love them, and we will come to them and make our home with them.
Ⅰコリント13章4-8
4 愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。5 礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、6 不正を喜ばずに真理を喜びます。7 すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。8 愛は決して絶えることがありません。預言の賜物ならばすたれます。異言ならばやみます。知識ならばすたれます。
4 Love suffers long and is kind; love does not envy; love does not parade itself, is not puffed up; 5 does not behave rudely, does not seek its own, is not provoked, thinks no evil; 6 does not rejoice in iniquity, but rejoices in the truth; 7 bears all things, believes all things, hopes all things, endures all things.8 Love never fails. But whether there are prophecies, they will fail; whether there are tongues, they will cease; whether there is knowledge, it will vanish away.
★ねたむ神?
これを読んで、聖書をよく読んだことのある人は、あれ? と感じると思います。それは、聖書の中で、旧約の時代から、よく神は、ご自身のことを、ねたむ神という風に表現されているからです。
愛による契約関係にある者の間では妬みは起きて当然だ。神は、ご自身をねたむ神であると言われた。それは、愛の契約の中で。。。。
ヤコブ4:5
それとも、『神は、私たちのうちに住まわせた御霊を、ねたむほどに慕っておられる』という聖書のことばが、無意味だと思うのですか。Or do you think Scripture says without reason that he jealously longs for the spirit he has caused to dwell in us?
ゼカリヤ8:2
万軍の主はこう仰せられる。『わたしは、シオンをねたむほど激しく愛し、ひどい憤りでこれをねたむ』This is what the Lord Almighty says: “I am very jealous for Zion; I am burning with jealousy for her.”
★自分は重要ではない? Am I insignificant?
恥が狙っているのは、これです。
Feeling unchosen, insignificant ===== a big deal for the inner world.
創世記、アダムとエバのはじめの子供たち、カインとアベル。カインはアベルが神に喜ばれたのをねたんで、アベルを殺してしまいます。
サウルがダビデに対して妬みました。そして、命を狙いました。
イエス様も宗教者たちの妬みによって、結果的に十字架にかけられ殺されました。
愛⑥礼儀Agape does not behave rudely
2019年11月3日日曜日礼拝メッセージ
Ⅰコリント13章4-8
4 愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。5 礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、6 不正を喜ばずに真理を喜びます。7 すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。8 愛は決して絶えることがありません。預言の賜物ならばすたれます。異言ならばやみます。知識ならばすたれます。
4 Love suffers long and is kind; love does not envy; love does not parade itself, is not puffed up; 5 does not behave rudely, does not seek its own, is not provoked, thinks no evil; 6 does not rejoice in iniquity, but rejoices in the truth; 7 bears all things, believes all things, hopes all things, endures all things.8 Love never fails. But whether there are prophecies, they will fail; whether there are tongues, they will cease; whether there is knowledge, it will vanish away.
★礼儀 not behave rudely
礼儀とは、よいマナー。それは、他者をリスペクトすることからきます。
神は礼儀を尊重する方であり、私たちの心を無理やりに開かせようとする方でもありません。
紳士です。
礼儀とは、キリストの品性と慎み深さを反映しているものである。
この四節では、人間関係の中で相手を尊敬するということに光が当てられています。
★自分の利益 not seek its own
愛は、人間関係に現れます。
そして、人間関係は、組織のカレンシー、通貨です。良い関係を互いに交換することで、組織は、より一致し、より潤滑に動きます。その聖書的な文脈の中で、パウロは具体的に、愛というのは、自分の利益ばかりを求めるものではない、むしろ逆をする時に、周りまわって組織の通貨は自分に帰ってくる、私たちは、一つであるからこそ、他の人の利益が自分の利益になることを知りたいものです。私たち、個人主義の社会に居ては、なかなか想像ができないと思いますが、教会だからこそ、それを体験していけたらと思うのです。
ロマRomans12:10
兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。Be devoted to one another in love. Honor one another above yourselves.
ピリピPhilippians2:3-5
3 何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。4 自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。5 あなたがたの間では、そのような心構えでいなさい。それはキリスト・イエスのうちにも見られるものです。Do nothing out of selfish ambition or vain conceit. Rather, in humility value others above yourselves, 4 not looking to your own interests but each of you to the interests of the others. 5 In your relationships with one another, have the same mindset as Christ Jesus:
★怒らず is not provoked
モーセはイスラエルの民にいら立ち、忍耐をなくしたので約束の地に入れなかった。モーセは、民が文句を言って、せっかく大変な信仰と思いをして民を救い出してきたのに、エジプトで死んでた方がましだったなどという、民にイライラしたのです。それで、神の言葉に従って、岩を打つときに、一度打てばいいものを、いらついて二回も打ったのです。
民数記Numbers20:2-11 このうち、v11,12
11 モーセは手を上げ、彼の杖で岩を二度打った。すると、たくさんの水がわき出たので、会衆もその家畜も飲んだ。12 しかし、主はモーセとアロンに言われた。「あなたがたはわたしを信ぜず、わたしをイスラエルの人々の前に聖なる者としなかった。それゆえ、あなたがたは、この集会を、わたしが彼らに与えた地に導き入れることはできない。」Then Moses raised his arm and struck the rock twice with his staff. Water gushed out, and the community and their livestock drank.
12 But the Lord said to Moses and Aaron, “Because you did not trust in me enough to honor me as holy in the sight of the Israelites, you will not bring this community into the land I give them.”
主題聖句
箴言Pro 3:5-6
Trust in the LORD with all your heart and lean not on your own understanding; in all your ways submit to him, and he will make your paths straight. 心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。
6 あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。
箴言の中には、「まっすぐ」という言葉と「道」という言葉がたくさん出てくるのに気が付くと思います。
箴言Pro 2:9
Then you will understand what is right and just and fair—every good path.
そのとき、あなたは正義と公義と公正と、すべての良い道筋を悟る。
箴言Pro 2:15
whose paths are crooked and who are devious in their ways. 彼らの道は曲がり、その道筋は曲がりくねっている。
箴言Pro 2:18
Surely her house leads down to death and her paths to the spirits of the dead. 彼女の家は死に下り、その道筋はやみにつながる。
箴言Pro 4:11
I instruct you in the way of wisdom and lead you along straight paths. 10 わが子よ。聞け。私の言うことを受け入れよ。そうすれば、あなたのいのちの年は多くなる。11 私は知恵の道をあなたに教え、正しい道筋にあなたを導いた。12 あなたが歩むとき、その歩みは妨げられず、走るときにも、つまずくことはない。
箴言Pro 4:26
Give careful thought to the[fn] paths for your feet and be steadfast in all your ways.
25 あなたの目は前方を見つめ、あなたのまぶたはあなたの前をまっすぐに見よ。26 あなたの足の道筋に心を配り、あなたのすべての道を堅く定めよ。
箴言Pro 5:6
She gives no thought to the way of life; her paths wander aimlessly, but she does not know it.
その女はいのちの道に心を配らず、その道筋は確かでないが、彼女はそれを知らない。
箴言Pro 5:21
For your ways are in full view of the LORD, and he examines all your paths. 人の道は主の目の前にあり、主はその道筋のすべてに心を配っておられる。
★ 道とは
数々の道に関する箇所を読んでみても分かるように。道とは、course of action 数々の行動の繋がりであり、その日々の行いには行き着く先、デスティネーションが待っているというのです。私たちの日々の決断、行動は、実はあなたの運命を決めるものであるのです。
その運命を決める道は、まっすぐであれ、という風に箴言ではたびたび表現されます。
箴言Pro 9:15
calling out to those who pass by, who go straight on their way, まっすぐに歩いて行く往来の人を招いて言う。17 「盗んだ水は甘く、こっそり食べる食べ物はうまい」と。
箴言Pro 11:5
The righteousness of the blameless makes their paths straight, but the wicked are brought down by their own wickedness. 5 潔白な人の道は、その正しさによって平らにされ、悪者は、その悪事によって倒れる。
箴言Pro 4:10
Listen, my son, accept what I say, and the years of your life will be many. 11 I instruct you in the way of wisdom and lead you along straight paths.わが子よ。聞け。私の言うことを受け入れよ。そうすれば、あなたのいのちの年は多くなる。11 私は知恵の道をあなたに教え、正しい道筋にあなたを導いた。12 あなたが歩むとき、その歩みは妨げられず、走るときにも、つまずくことはない。
★ 神様がいなければ
一番初めに読みました箴言に戻りたいと思います。私たちは、まっすぐな道を歩むためには、神様なしにはできないことを覚えておきたいものです。
箴言Pro 3:5-6
Trust in the LORD with all your heart and lean not on your own understanding; in all your ways submit to him, and he will make your paths straight. 心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。
6 あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。
- 心を尽くしてwith all your heart…この節の前には、神の掟、教えを守りなさい。と書かれています。私たちが従うのは、心の問題です。頭の問題ではありません。従順というものは、心の態度です。不従順は反抗心か、自己防衛、高慢によるもので、知識にはよらないものなのです。知恵は知識を用いるものですが、不従順は知恵の出る幕もなくしてしまうものです。
“The heart is the first thing that wanders away from God, and it is also the first thing that returns to God.” (Bridges)
- たよるLean on …自分の悟りにたよるな、とあります。新約にも、1コリント1Corinthian 8:1-2「しかし、知識は人を誇らせ、愛は人の徳を高める。 2 もし人が、自分は何か知っていると思うなら、その人は、知らなければならないほどの事すら、まだ知っていない」But knowledge puffs up while love builds up. 2 Those who think they know something do not yet know as they ought to know.
- 行く所どこにおいてもin all your ways…神の人の歩みは、裏表のない生活です。私の尊敬する牧師先生は家でのパパと教会でのパパはおんなじだという部分です。両方でやんちゃな人もいますが、両方で立派な人は少ないと思います。また、属する場所で人が変わるのもではありません。
行くところどこにおいても。とあるように、家庭内でも、職場でも、仕事のプロジェクトでも、友達との関係でも、例えば、SNSでも、神様を認めることです。
- 主を認めsubmit to him/acknowledge him…この「認める」には、へブル語のヤーダーYada が使われています。すなわち、知ること。また、このヤーダーは、アダムとエバが知った、そして子供が生まれたとあるように、愛することでもあります。また顔と顔とを合わせることであります。私たちは、行くところどこにおいても、神を知ること、どんな状況の中においても、そこで神を知り、神に自分を知っていただくこと、神をどんな状況の中でも愛すること、愛を受けること、これが、私たちの道、取るべき行動なのです。
ですから、今いる場所で起きていることが理解できないとしたら、まずその中で神を知ってください。その場所で神を知ることなく、移動するならば、あなたの道はまっすぐとはならないのです。職場で、家庭で、人間関係で、また教会のコミュニティで神を知ることを求めましょう。
Path = course of action Action = trusting in God
ヤコブJames 3: 2
私たちはみな、多くの点で失敗をするものです。もし、ことばで失敗をしない人がいたら、その人は、からだ全体もりっぱに制御できる完全な人です。We all stumble in many ways. Anyone who is never at fault in what they say is perfect, able to keep their whole body in check.
マルコMark 7: 20
また言われた。「人から出るもの、これが、人を汚すのです。21 内側から、すなわち、人の心から出て来るものは、悪い考え、不品行、盗み、殺人、22 姦淫、貪欲、よこしま、欺き、好色、ねたみ、そしり、高ぶり、愚かさであり、23 これらの悪はみな、内側から出て、人を汚すのです。He went on: “What comes out of a person is what defiles them. 21 For it is from within, out of a person’s heart, that evil thoughts come—sexual immorality, theft, murder, 22 adultery, greed, malice, deceit, lewdness, envy, slander, arrogance and folly. 23 All these evils come from inside and defile a person.”
◎嘘をつくなLying
箴言Proverbs 6:16-19
16 There are six things the LORD hates, seven that are detestable to him: 17 haughty eyes, a lying tongue, hands that shed innocent blood, 18 a heart that devises wicked schemes, feet that are quick to rush into evil, 19 a false witness who pours out lies and a person who stirs up conflict in the community. 16 主の憎むべきものが六つある。いや、主ご自身の忌みきらうものが七つある。17 高ぶる目、偽りの舌、罪のない者の血を流す手、18 邪悪な計画を細工する心、悪へ走る速い足、19 まやかしを吹聴する偽りの証人、兄弟の間に争いをひき起こす者。
箴言Proverbs 12:6-7
6 The words of the wicked lie in wait for blood, but the speech of the upright rescues them. 7 The wicked are overthrown and are no more, but the house of the righteous stands firm. 悪者のことばは血に飢えている。しかし正しい者の口は彼らを救い出す。7 悪者はくるがえされて、いなくなる。しかし正しい者の家は立ち続ける。
- 嘘は、自分を分裂させないとできない。心に嘘、隠しごとを持っていては、苦しくて苦しくてたまらない。自分の悪い部分を切り離してみないようにしなければ人は嘘がつけない。すなわち、ある部分の自分を無視し葬っているのだ。自分を完全に隠しているのだ。普通に嘘がつける人がいるが、その人は、本当に自分自身を知らない人なのだ。あなたは、自分のすべての部分に正直であろうか。
◎優しく話す Gently
箴言Proverbs 15:1-2
A gentle answer turns away wrath, but a harsh word stirs up anger. 2 The tongue of the wise adorns knowledge, but the mouth of the fool gushes folly. 柔らかな答えは憤りを静める。しかし激しいことばは怒りを引き起こす。2 知恵のある者の舌は知識をよく用い、愚かな者の口は愚かさを吐き出す。
箴言Proverbs 15:4
4 The soothing tongue is a tree of life, but a perverse tongue crushes the spirit. 穏やかな舌はいのちの木。偽りの舌はたましいの破滅。
- リアクションではなく、リフレクション。反射でなく熟考してこたえる。感情が高ぶると、言葉を選べません。知恵のあるものの舌は知識を良く用いるとありますが、話し相手の感情が高ぶっている時や自分の感情が高ぶっている時、このようにしてみると良いです。感情は、私たちの必要と密接な関わりがあります、相手が感情的な場合は、聞いたことを反復して相手に伝えて、つまり、あなたにはこれが必要なのですか? と答える。また自分が高ぶっている時は、すぐに言葉を相手にぶつけないで、その感情は何か、何を必要としているのか、ということを知ってから、言葉にすると相手を傷つけません。私たちは、感情が高ぶっているときに、いったい自分がどんな感情を持っているのかと考えることがないことが多いです。知恵は、自分を知ることにあります。
◎ゴシップGossip
箴言Proverbs 26:20
20 Without wood a fire goes out; without a gossip a quarrel dies down. たきぎがなければ火が消えるように、陰口をたたく者がなければ争いはやむ。
- ゴシップを避けるには、聖書にあるように、はいをはい、いいえをいいえの原則で話すことです。自分の経験でないことは、話さないことです。また、人のことを想像で話さないことです。また、自分に許可を与えられてない情報については第三者に話さないことです。まわりまわって相手に聞こえたときに、その人がどう思うだろうか。と思いやる必要があります。誰にも言っていないことを、誰かが知っていたら気持ちが悪いですね。また、わざと、ゴシップを使ってコミュニティをかき回す場合があります。私たちは、互いに気を付けないといけませんね。
- ゴシップは自分を隠すツールの一つ。自分の中の悪に向き合いたくないから、身体の外にある悪を造り出し、それを裁く。また裁かれるところを見たいという心理が働いています。そうすることによって、自分の内側の恥や居心地の悪さに向か合わなくて済むからです。ですから、コンスタントにゴシップを探す、また自分からゴシップを始める人は、心の中にたくさんの居心地の悪さを持っているのです。
◎口を守る=話さない
箴言Proverbs 13:3
Those who guard their lips preserve their lives,
but those who speak rashly will come to ruin. 自分の口を見張る者は自分のいのちを守り、くちびるを大きく開く者には滅びが来る。
箴言Proverbs 10:19
Sin is not ended by multiplying words, but the prudent hold their tongues. ことば数が多いところには、そむきの罪がつきもの。自分のくちびるを制する者は思慮がある。
箴言Proverbs 17:27-28
27 The one who has knowledge uses words with restraint, and whoever has understanding is even-tempered. 28 Even fools are thought wise if they keep silent, and discerning if they hold their tongues. 自分のことばを控える者は知識に富む者。心の冷静な人は英知のある者。28 愚か者でも、黙っていれば、知恵のある者と思われ、そのくちびるを閉じていれば、悟りのある者と思われる。
箴言Proverbs 21:23
23 Those who guard their mouths and their tongues keep themselves from calamity. 自分の口と舌とを守る者は、自分自身を守って苦しみに会わない。
- この考え方は日本の考え方と非常に似ていますね。けれど、アメリカでは文化的に真逆なので、難しいです。自分で自己アピールをして、いつも言葉を発していなければ、無視されてしまいます。
しかし、やはり時間がかかっても、人は、有言実行である誠実さを見てくれます。言葉数が多くて、いつも目立っているより、思慮深い言葉を話し、必ず言葉を守る人の方が最終的には信頼されます。言うな、というより、行動と言葉が伴うことを励ましたいと思います。
◎癒すことができるHealing
箴言Proverbs 12:18-19
18 The words of the reckless pierce like swords, but the tongue of the wise brings healing. 19 Truthful lips endure forever, but a lying tongue lasts only a moment. 軽率に話して人を剣で刺すような者がいる。しかし知恵のある人の舌は人をいやす。19 真実のくちびるはいつまでも堅く立つ。偽りの舌はまばたきの間だけ。
★箴言の話すことについて Proverbs’ Message to us
今日は、箴言の中の話すことについてのテーマを探ってみました。今日の神様のメッセージは何でしょうか。一つは、話す、ということは、①意図をもって話すべきだということですね。反射的に言葉がでることがあるにしても、私たちは、自分で選んで話すのですから、もうひとてもかけて、言葉を選らび、ワンクッション置いて考えてから話したらいいのです。
それから、②自分を知るということ。自分の内側にあるものが出てくるのですから。
また③知恵のある言葉は、相手にその人自身を知ることの助けになるということを学びました。
箴言Proverbs 18:20-21
20 From the fruit of their mouth a person’s stomach is filled; with the harvest of their lips they are satisfied. 21 The tongue has the power of life and death, and those who love it will eat its fruit. 人はその口の結ぶ実によって腹を満たし、そのくちびるによる収穫に満たされる。21 死と生は舌に支配される。どちらかを愛して、人はその実を食べる。
ヤコブ1:5
あなたがたの中に知恵の欠けた人がいるなら、その人は、だれにでも惜しげなく、とがめることなくお与えになる神に願いなさい。そうすればきっと与えられます。If any of you lacks wisdom, you should ask God, who gives generously to all without finding fault, and it will be given to you.
To know wisdom and instruction, 2 これは、知恵と訓戒とを学び
To perceive the words of understanding, 悟りのことばを理解するためであり
To receive the instruction of wisdom, 思慮ある訓戒を体得するためであり
Justice, judgment, and equity; 正義と公義と公正と
To give prudence to the simple, わきまえのない者に分別を与え
To the young man knowledge and discretion—若い者に知識と思慮を得させるためである
A wise man will hear and increase learning, 知恵のある者はこれを聞いて理解を深め
And a man of understanding will attain wise counsel, 悟りのある者は指導を得る
To understand a proverb and an enigma, 箴言と、比喩と
The words of the wise and their riddles. 知恵のあることばと、そのなぞとを理解するためである
箴言1:7
主を恐れることは知識の初めである。愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。The fear of the Lord is the beginning of knowledge, but fools despise wisdom and instruction.
はじめ-- the first, in place, time, order or rank (specifically, a firstfruit):—beginning, chief(-est), first(-fruits, part, time), principal thing. 一番、時間も場所もランクも一番という意味です。
知恵についても、次のように箴言では語られています。
箴言9: 10
主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りである。The fear of the Lord is the beginning of wisdom, and knowledge of the Holy One is understanding.