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今回から、新しい取り組みと思ったのですが、新年から新しい話題にするのが良いかと思いましたのでもうしばらく続けさせていただきます。 液体式気動車の系譜 戦後の液体式気動車(昭和35年頃までは液圧式)は、キハ44500(称号改正後はキハ15)からスタートしました。 液体式気動車の歴史を簡単に振り返ってみ...
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アジア鉄道首脳者会議 がきっかけで始まった特急気動車開発 特急気動車の開発は、昭和34年から開発がスタートしました。 昭和31年キハ55により、2エンジン車体と軽量車体により高速の優等列車の可能性が高まったことから、以前から構想はあったようです。当時、日本国有鉄道総裁であった十河信二の提唱で始まった...
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今回は、キハ55の後に試作された高出力気動車、キハ60のお話をさせていただきます。 昭和31年、キハ55形気動車が試作されましたが、昭和34年には、DD13形機関車に使われているエンジン(500 PS)を横型にした上で出力を低下させ400 PSとした気動車が3両試作されました。 形式はキハ60とキロ...
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少し間が開いてしまいました。 本日も、国鉄時代の内燃気動車の発達史をアップさせていただきます。 今回は、キハ55のお話をさせていただこうと思います。 国鉄では、戦後石油事情が好転したことから、戦後はディーゼル機関搭載の車両が試作され、電気式キハ44000に始まる戦後気動車が幕を開けたことは既に書きま...
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軽量化された。キハ45000 概要 液体式気動車として、キハ44500形に試作車をベースにして、前面を貫通構造にしたキハ45000形が、昭和28年10月上旬から随時完成したと記録が残っています。 当初の車両は客車をそのまま気動車に置き換えたような配置でドアのすぐ横まで4人ボックスが並ぶ全クロスシート...
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本日は、液体式気動車の発展と言うことで綴らせていただこうと思います。 現在は電車の部品と共用する目的から、鉄道車両では電気式を選択する例も増えていますが、国鉄時代はDMH17エンジンに液体変速機の組み合わせが圧倒的で、昭和43年から量産された181系や同エンジンを積んだ、キハ65等を除けば非電化区間...
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戦後の仇花、天然ガス動車 今回は、戦後一時的に使われた天然ガス動車のお話をさせていただこうと思います。 戦後の一時期、新潟県と千葉県で天然ガスが採取できたことから。 ガソリン不足で休車となっていたキハ42000(後のキハ07)を改造して天然ガスで走れるようにした車両が存在したそうです。 天然ガスが噴...
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1)戦前はガソリン動車、戦後はディーゼル動車 戦前の国鉄でも、実は気動車は運用されており、特に地方ローカル線などでは経営の合理化として使われる例がありました。 戦前の気動車としては、大宮の鉄道博物館に保存されている、キハ41000形(キハ04)やキハ07(キハ42500形)が存在しましたが、戦前はデ...
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東武を震撼させた157系 157系の登場が、昭和34年、東武の1720系(DRC)の登場が昭和35年ですから、東武が157系の登場に危機感を持ったのは言うまでもありませんでした。 東武がどれ程危機感を持っていたかといいますと、昭和31年から製造していた1700系に代えて、新しい車両を投入したこと、更...
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世界的観光地日光 現在でこそ、JR東との相互乗り入れが行われていますが、かつて国鉄時代は国鉄と東武双方が競争していました。 昭和31年、東武が1700系特急車と呼ばれるロマンスカーを導入、国鉄も負けじと同年10月10日から、準急用気動車として開発したキハ55を投入します。 160PSのエンジンを2基...