今回は、キハ55の後に試作された高出力気動車、キハ60のお話をさせていただきます。昭和31年、キハ55形気動車が試作されましたが、昭和34年には、DD13形機関車に使われているエンジン(500 PS)を横型にした上で出力を低下させ400 PSとした気動車が3両試作されました。形式はキハ60とキロ60で、昭和35年1月29日に落成しています。ちなみに、キハ60-1は東急車輛製造、2は帝國車輛工業で製造されています。また、キロ60は新潟鉄工が製作に携わりました。製造後、各種主権などが行われたようです。鉄道技術研究所大井分室で60系ディゼル動車定置試験 2/8~2/19東海道線 藤沢~茅ヶ崎間で60...