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映えませんが…
なかなか好評だった、甘酒ぜんざい。
あんこはクルミ入り。
はなうめの2021年は今日からスタートです。
いつもは、初詣の後、大勢でワイワイ言いながら、つきたてのお餅をたくさん食べるのですが、今年はぜんざいをほんの少しだけ。
何をするにもコロナがつきまとうよな〜
と思うより
何をするにも工夫したらなんとかなるもんだな〜
とか
みんなで一緒に乗り切るのもいい思い出になるな〜
とか
はなうめではそんな風に思えるんだよなっていう場になれると良いなと思いました。
みなさんの治療の場、療養の場でもイロイロなことがあると思いますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!
今日も金沢医科大学病院がんサロンやわらぎさんがオンラインでご参加。
リハビリでフィットネス
理学療法士の小幡巧貴さんと体を動かします。
体調が悪かったり、痛いところをかばったりしていると、意外なところが痛くなってきたりします。
今回は首に負担がかかってるという話題になり、負担のない姿勢や運動するときの注意点などが話題になっていました。
以前から大人気の時間ですが、今は参加人数をグッと減らして行うしかありません。
リハビリでフィットネスに限らずですが。。。
他の方を気遣って、予約をためらう方。
体調と相談しながら予約を入れたら満席だったと言う方。
う〜〜〜ん。
なにか良い方法がないかなと頭を捻っています。
おんころカフェは、てつがくしゃと図書館司書による対話の場です。
図書館司書原さんによる今日の選書。
ほぼ毎回参加してくださる方。
時々参加の方。
初めて参加の方。
で、今年最後ということもあって「どんな1年だった?」ということをシェアしました。
・探し物をしている感覚で本を読んでいた
・がんがわかって、大変だけどその裏にはいいこともあった
・政治、技術などの転機を感じた
・いのちの有限、ちっぽけさ、愛しさ、いのちが手元にあることを感じた
・世の中に巻き込まれていない、ゆっくり動いて見えた
・自分の体調、世の中も良いことはなかったけど不幸じゃなかった
・おこもり生活で雨が降っても楽しいと感じるようになった
・最後まで自分の好きなことをした患者さんの話を聞いて、自分も動いてみようかなと思い、好きなところへ行ってみた。これからも生きていたいと思った。
てつがくしゃの菊地先生もおっしゃっていましたが、おんころカフェは月に1度、90分の時間だけだけど、そこで、他の人と対話することで気づいたことがみなさんの生活にちょっとつながってるんだなと感じるところもありました。
図書館司書、原さんの紹介図書も毎回好評で、さっそく1冊貸し出されていきました。
来月は1月23日(土)10:30から。
テーマは「贈り物」です。
小児がん経験者と家族の会くるみカフェ
お子さんは成長してゆくし、パパママも働き盛り。
みなさんの状況によって、はなうめの協力具合も変化します。
2年ほど、くるみカフェの運営全般をお預かりしていましたが、来年度からはまたみなさんの元に舵をお返しすることになりました。
といっても、毎月第3土曜日の午後に、はなうめで開催することは変わりありません。
先日の青年部に成長したくるみOGが参加してくれました。
そんなつながりも大事にしながら、くるみカフェのみなさんを応援してゆきたいです。
毎月第1、第3金曜日の午後はハローワーク金沢から、就労ナビゲーターの藤本順子さんが来てくださっています。
利用してくださった方がバタバタと就職してしまい、嬉しいやら寂しいやらと話していたら、卒業生?が休憩時間に顔を出してくれました。
ブランクの後の社会復帰ですから、毎日クタクタだそうですが、イキイキしていましたよ。
お仕事できていいな〜という、おやすみ中のみなさんも、焦らずゆっくり参りましょうね。
個別に相談のある方はご予約が必要ですが、毎回持ってきてくださる求人情報を眺めに来るだけでもOKですよ。
こちらはいつも置いてあるので、いつでも良いのですが、第1、第3金曜日はお仕事のことおしゃべりしながらカフェタイムといきませんか?
失業保険受給資格者証をお持ちの方は、持参いただけると、求職活動として認められます。
次回は1月15日14:00〜16:00です。
毎月第3水曜日の午後は虹をみた会。
再発や転移を経験した方限定の時間です。
バタバタとキャンセルがあり、来所1名、オンライン4名でお話ししました。
虹をみた会は医療ソーシャルワーカーが同席しているため、先月話題に上がったマイナンバーカードを「申請したよ!」という報告もありました。
今日は気に入っている詩や文章をシェアしました。
・静穏の祈り
・「あるがまま」ということ
・方丈記
・旅に病で夢は枯野をかけ廻る芭蕉の句
・ロルカ「夕暮れの二つの月」
・今ここをどう生きるか
・たとえ明日、世界が終わりになろうとも、私はリンゴの木を植える
前の朝ドラ「エール」や童謡の話題も
・栄冠は君に輝く
・七つの子
・大地讃頌
・不機嫌なモナリザ
詩やちょっとした文章、曲に慰められたり、響きすぎて切ないこともあったり。
それでも、人生には大切なものなんだと思いました。
いろんなお話をしましたが、今日の虹をみた会のみんなのまとめはひとつ。
コロナ禍を生き抜く!
はなうめの日帰りバス旅行もみんなで行きましょう♪
ここのところ、同じような写真が続いていますが…
今日は緩和ケア全般について、済生会金沢病院の緩和ケア病棟長でもある、龍澤所長からの話題提供がありました。
終末期のがん患者さんが利用するイメージが根強いのですが、疾患を問わず生命を脅かす疾患に関連した問題に直面している患者さんやご家族の苦痛を予防・和らげることとされています。
昨日は薬剤師さんから、症状を緩和する医療について教えていただいたので、今日は緩和ケア病棟や在宅医療といった「どこで、どんな風に過ごすか」というところに、みなさんの関心があったようです。
◉今日のポイント
○石川県には緩和ケア病棟が3つある
・石川県済生会金沢病院
・城北病院
・小松市民病院
○費用は保険適応で、高額療養費制度も適応される。
○一般病棟との違いは、面会時間などが比較的自由、外出外泊が比較的自由、家族がつきそうベッドや部屋がある、自宅療養中に調子が悪くなった時に緊急入院しやすいなど
○自宅療養していて、家族がちょっと休憩できる「レスパイト入院」ができる
○緩和ケア病棟の入院相談をしたからといって、必ずしも入院しなければならないわけではない
○入院相談、緩和ケア外来への通院とがんの治療を行なっている病院の両方通うことが可能
○済生会病院の緩和ケア病棟では
・2割ほどの方が、自宅に退院されている。
・現在(2020年12月)は新型コロナウイルス感染症の対策として、面会と外宿泊については人数、時間を制限している
・面会しづらいことを理由に在宅医療を利用するケースもあるが、急増している印象はない
◉参加者さんからは、こんな声がありました。
○退院する人がいると聞いて、そんなに覚悟を決めて入院を決めなくても良いのだと分かった。
○必ず緩和ケア病棟に入るというわけではない
○在宅医療でも、しっかり緩和医療を受けることができる
○コロナ禍が明けて、早く見学できるようになると良い
緩和ケア病棟を利用するかしないかは別として、正しく知っておくことは大切だと思います。
はなうめでは、時々緩和ケア病棟の見学ツアーもしていたのですが、この状況では叶わず、、、
早く再開できると良いなと思います。
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