東京都の消費者物価指数「2.5%」上昇
8月
29日
今月の東京23区の消費者物価指数は速報値で(2.5%)上昇しました。水道の基本料金無償化などの影響で上昇幅は4か月連続で縮小しています。
東京23区の8月中旬時点の消費者物価指数は変動の大きい生鮮食品を除いた総合指数が(110.6)となり、去年の8月と比べて(2.5%)の上昇でした。
上昇幅は前の月より(0.4ポイント)減少し、4か月連続で縮小しています。
東京都で夏の4か月間、水道の基本料金が無償化されたことで水道料は(34.6%)減少したほか、国による7月から9月使用分の電気・ガスへの負担軽減策により、電気代は(6.5%)、都市ガス代は(6.0%)減少しました。
一方、食料費の上昇は続き、コメ類は(67.9%)の上昇でした。上昇率は7月より(13.9ポイント)縮小したものの、引き続き高い水準となっています。
また、コーヒー豆が(45.9%)、チョコレートが(56.0%)、おにぎりが(19.2%)、携帯電話通信料が(13.2%)上昇したほか、猛暑の影響による生育不良によってトマトを含む生鮮野菜は(4.8%)上昇しました。