『愚行録』などに出演する俳優の<相馬有紀実>が企画・プロデュース・主演を務め、ある夏に起きた幼児車内置き去り事件を通して、家族と社会の歪みをあぶり出した
『はらむひとびと』が、2025年7月11日より公開されます。
3歳の息子「ゆうり」を育てる専業主婦の「亜湖」は、仕事優先の夫「雅人」に頼ることもできず、社会から隔絶された日々のなかで育児ノイローゼに陥ってしまいます。一方、広告会社に勤める「郁美」は、有名コピーライターの夫「俊介」との間に望まぬ妊娠をします。
ある日、偶然にも再会した旧友の「亜湖」と「郁美」は互いの境遇に共感し、協力関係となります。やがて「亜湖」は回復の兆しを見せ、「郁美」もゆうりとの交流を通じて母になる覚悟を持ちはじめますが、そんな矢先、「ゆうり」が炎天下の車内に置き去りにされる事件が起こります。
<相馬有紀実>が「亜湖」役、
『この日々が凪いだら』の<瀬戸かほ>が「郁美」役で主演を務め、
『十一人の賊軍』の<浅香航大>、
『ショウタイムセブン』の<前原瑞樹>が共演しています。中編映画『Share the Pain』やMV、CMなどを手がけてきた<中嶋駿介>が長編初監督を務めています。バンド「グソクムズ」が主題歌を担当しています。