23日、中国・上海では世界最大規模の「上海モーターショー」が始まりました。世界各国の自動車メーカーや部品メーカーなど、26の国や地域からおよそ1000社が参加し、最新のモデルや技術を披露しています。
いま、日本をはじめ外国の自動車メーカー各社がこぞって披露したのは電気自動車(EV)などの「新エネルギー車」の最新型です。
「トランプ関税」で激しい貿易摩擦が続く中、世界最大の自動車市場・中国で事業を強化しようという動きが広がっています。
このうち、中国の(EV)最大手、「BYD」は最新のモデルのほか、5分間の充電で400キロ走れるとする新たな技術を紹介しています。
また、ドイツの「フォルクスワーゲン」は、中国で独自に開発した(EV)のコンセプトカーなどを披露したほか、傘下の「アウディ」で中国向けに立ち上げたブランドでスポーツタイプの(EV)を公開しました。
一方、日本メーカーでは、「トヨタ自動車」が上海に高級車ブランドの(EV)工場を建設することを紹介し、ブランドを根付かせると強調したほか、「ホンダ」が中国の「ディープシーク」の生成(AI)を取り入れた(EV)を発表しています。