日経平均株価(2月20日)終値3万8678円04銭
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20日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比584円90銭(1.49%)安の3万8579円71銭でした。日銀の追加利上げ観測などを背景に外国為替市場で円相場が対ドルで強含んだことを受け、輸出関連株を中心に売りが優勢でした。
20日午前の東京外国為替市場で円相場は「1ドル=150円台半ば」まで上昇し、昨年12月上旬以来およそ2カ月ぶりの高値でした。円相場の上昇に歩調を合わせる格好で、海外投機筋などによる株価指数先物への売りが勢いを増し、日経平均は前引けにかけて一段安となりました。トヨタなど輸出関連株が軒並み安となったほか、ファストリなど値がさ株の下げも目立ちました。
このところ人気化していた防衛関連や半導体関連も総じて軟調でした。市場では、セクター別でみると不動産や建設など内需株の下げも目立ち、外需関連だけではなく全面的に売られている印象でした。
終値は、前日比486円57銭(1.24%)安の3万8678円04銭でおえています。