本日<13:00>より「NHK-BS」にて、1983年スペイン・フランス合作製作の『原題:El Sur』が、邦題『エル・スール』として、2017年3月25日より公開されました作品の放送があります。
『ミツバチのささやき』の<ビクトル・エリセ>監督が、同作から10年を経た1983年に発表し、<アデライダ・ガルシア・モラレス>による同名の短編小説を原作とした長編監督第2作になり、イタリアの名優<オメロ・アントヌッティ>を迎え、少女の目を通して暗いスペインの歴史を描いています。
1957年、ある秋の日の朝、枕の下に父「アグスティン」の振り子を見つけた15歳の少女「エストレリャ」は、父がもう帰ってこないことを予感します。そこから少女は父と一緒に過ごした日々を、内戦にとらわれたスペインや、南の街から北の地へと引っ越した家族など過去を回想します。
エストレーリャの父親「アグスティン・アレーナス」に<オメロ・アントヌッティ>、「8歳のエストレーリャ」に<ソンソーレス・アラングレン>、「15歳のエストレーリャ」に<イシアル・ボリャイン>、アグスティンの妻「フリア」に<ローラ・カルドナ>、女優「イレーネ・リオス/ラウラ」に<オーロール・クレマン>ほかが出演しています。
サンパウロ国際映画祭最優秀作品賞、シカゴ国際映画祭最優秀作品賞、イベリコ・ブルデオス映画祭最優秀作品賞受賞した作品です。