和食の人気が海外で高まる中日本の駅弁を世界に広めようと、姫路市の
「まねき食品」、秋田県大館市「花善」、名古屋市「松浦商店」など老舗の3つの弁当会社が連携し、スイスで駅弁を販売することになりました。
三社は共同事業体を結成し、海外進出計画の第一弾として来年2月に、ヨーロッパ各地へのアクセスが良い、スイスのチューリッヒ中央駅で6種類の駅弁を販売します。
「まねき食品」では、脂身の少ないスイス牛を使った「牛めし」と、天ぷらなど定番の和食メニューを詰め込んだ「幕の内弁当」の2種類を販売、その他「鶏めし弁当」や「大えび天むす」などが販売されます。
また白米以外の食材は現地調達する計画で、将来的には冷凍駅弁を輸出し、できたてと変わらない味を提供したいとしています。
価格は現地の物価などに合わせ、日本円で1個およそ2100円からおよそ4000円と、日本で販売するよりも3倍ほど高い価格設定にするということです。