9日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比606円10銭(1.49%)高の4万1386円80銭でした。米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測の強まりを背景に、前日の米株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継いでいます。
海外短期筋とみられる先物買いが断続的に入って日経平均を押し上げ、8日に付けた取引時間中の最高値「4万1112円24銭」を上回りました。外国為替市場で円相場が円安・ドル高方向に振れたことも投資家心理を支えています。
きょうの東京市場では東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連のほか、ソニーGや日立といった電気機器セクターが買われ、日経平均を押し上げました。
終値は3営業日ぶりに大幅反発し、前日比799円47銭(1.96%)高の4万1580円17銭で終えています。
(7月4日)以来3営業日ぶりに過去最高値を更新し、初めて4万1000円台に乗せています。