3日午後の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を広げています。14時時点では「1ドル=157円41〜42銭」と前週末17時時点と比べて27銭の円安・ドル高でした。
13時前には一時「1ドル=157円48銭まで下落しています。3日の東京市場で日経平均株価が一時500円あまり上昇し、投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方から「低リスク通貨」とされる円には売りが増えています。
日本時間3日午後の取引では米長期金利が一段と低下していますが、今週は注目される米経済指標の発表が相次ぐほか、日米で大きく開いた金利差がすぐに縮小するとみる市場参加者は少なく、3日のニューヨーク市場での安値を下回ったことでストップロス(損失覚悟)の円売り・ドル買いが出たのも相場を下押ししています。