日経平均株価(2月15日)@終値2万7501円86銭
2月
15日
日銀の金融政策の先行き不透明感から投資家が買い持ち高を落とす動きが優勢でした。 日銀の次期総裁が4月以降、どのような金融政策の運営方針を取るのか、現時点では判断材料が乏しく見通しづらい状況で、金融緩和政策の修正を進めるとの警戒心が強く、株式市場には逆風になるとの声も出ています。
一方、円相場の下落は日本株の下支え要因となりました。14日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びを示し、米政策金利の高止まり観測が高まっています。円相場は一時「1ドル=133円台」まで下落するなど円安・ドル高が進み、日経平均は朝方に一時100円超上げ「2万7720円27銭」を付ける場面もありました。
終値は反落し、前日比100円91銭(0.37%)安の2万7501円86銭で終えています。