10日、財務省は普通国債の発行残高が2022年末時点で1005兆7772億円になったと発表しています。 昨年9月末比11兆9807億円増加し、過去最大を更新しました。1000兆円の大台を超えるのは初めてで、財政悪化が一段と進んでいます。 普通国債は、「建設国債」と「特例国債」と「借換国債」の三つがあり、その他に時限的なものである「年金特例国債」と「復興債」があります。普通国債に借入金や政府短期証券などを合わせた「国の借金」残高は5兆6196億円増の1256兆9992億円となっています。