杉戸絵「萩に兎」特別公開@京都御所
12月
30日
展示されるのは、狩野派の絵師が描いたと伝わる桂離宮(同市)の杉戸絵「萩に兎」(16~17世紀)と、動物の絵を得意とした幕末の絵師<岸連山>による京都御所のふすま絵「群獣に草木」(1858年)です。
「萩に兎」は、ススキや萩の根元で過ごす愛らしいウサギたちを表現。二条城(同市)の障壁画を手がけた<狩野甚之丞>の作との説もあるといいます。
「群獣に草木」は金泥を用いたかすみの中にヤギや馬、サル、犬、鹿、ウサギ、ネコなどが仲良く群れる様子を描いています。