お茶菓子(726)チョコレート@【リッタースポーツ】
3月
17日
ドイツで最も売れている板チョコといえば、正方形の形をした「Ritter Sport(リッタースポーツ)」だそうです。鮮やかな色のパッケージが目を引きます
今回は「板チョコ」ではなく、何種類かある15ミリ角のサイコロ状(台形)のチョコレートです。
【リッタースポーツ】は、リッター家がシュトゥットガルト近くの小さな町で営む家族経営のチョコレートメーカーです。家族経営と言っても、現在では約800名の従業員を抱える大企業です。創業は1912年。<アルフレート&クララ・リッター>夫妻が結婚後、二人で起こした小さなチョコレート製造会社が始まりでした。
創業から20年後の1932年、<クララ>夫人が初めて「正方形のチョコレート」を提案。その動機は、「どんなスポーツジャケットのポケットにも収まり、ポケットの中で割れたりしない正方形のチョコレート」というものでした。こうして通常の長方形の板チョコと同じ重量(100g)で、いつでも携帯できる便利な正方形のチョコレートが誕生します。「リッタースポーツ」の名前は、このクララ夫人の提案に由来しています。