男女平等度・日本120位@世界経済フォーラム
3月
31日
東京五輪・パラリンピック組織委員会の前<森喜朗>会長による女性蔑視発言をきっかけに、国内では男女格差問題への関心があつまりましたが、今回の調査結果では、男女平等が一向に進まない実態が改めて浮き彫りとなりました。
日本の「ジェンダーギャップ指数」は0.656(0が最低、1が最高)で、前回調査からわずかな改善にとどまっています。教育や保健の分野ではほとんど格差が見られなかったものの、議会や閣僚級ポストに占める女性の割合がいずれも低く、政治分野に限りますと147位でしたた。
1位は12回連続でアイスランド。2位フィンランド、3位ノルウェーと北欧諸国が上位を占めています。米国は30位、韓国は102位、中国は107位でした。
この指数は政治、経済、教育、保健の4分野で各国の男女格差を指数化して比較しています。WEFは「(日本の)政治への女性の参加は低い水準のままだ」と指摘しています。