東急百貨店「東横店」2020年3月営業終了
7月
23日
地下1階の食品売り場は営業を継続します。
「東横店」は1934年、東急(当時は「東京横浜電鉄」)の百貨店部として創業。1951年には「のれん街」の発祥となる「東横のれん街」を開設しています。1967年には渋谷に本店をオープンしていますが、「東横店」は渋谷駅直結の利便性から親しまれ、特撮映画「ガメラ3邪神〈イリス〉覚醒」(1999年3月6日公開)内で破壊されたこともあるなど、渋谷駅周辺のランドマークにもなっています。
現在の「東横店」は「南館」と「西館」の地上9階・地下1階。創業の地だった「東館」は2013年3月に営業を終了、「東横のれん街」も渋谷マークシティに移っています。跡地には2027年度にも「渋谷スクランブルスクエア」の第2期工事のビルが建設されますが、同社として再出店するかは現時点では未定といいます。
東急百貨店は「渋谷は最重要拠点」として、東横店の営業終了に合わせ、同店地下1階食品売場、本店と渋谷ヒカリエ内の「ShinQs」で、店舗・売場の魅力向上に向けた諸施策を実施していくとのことです。