< 485系「NO.DO.KA」(画像:JR東日本新潟支社) >
JR東日本新潟支社は2017年7月25日(火)、485系電車の展望室付きカーペット列車「NO.DO.KA」について、2018年1月に引退すると発表ていましたが、「NO.DO.KA」は2018年1月6日(土)と7日(日)、新潟県内でそのラストランツアー「終幕 NO.DO.KA」「惜別 NO.DO.KA」を実施を最後に、引退したようです。
「NO.DO.KA」は団体専用列車などに使用される、いわゆる「ジョイフルトレイン」と呼ばれる車両です。2001(平成13)年に前身のジョイフルトレイン「シルフィード」から「NO.DO.KA」へと改造され、カーペット車に変更されていました。
先頭車は運転席を高い所に設置し客室を全面ガラス張りとすることで、展望が楽しめる構造です。主に新潟エリアで、臨時列車や団体専用列車として運行されています。
そして一般的な電車は、例えば非電化区間(架線など車両へ電気を供給する設備がない区間)において、ディーゼル機関車けん引で走行はできても、車内の照明や空調に使う電気が調達できないため、営業運転が困難です。しかし「NO.DO.KA」は、電車ながらディーゼル発電機を搭載。この課題を解決しています。
なお在来線の電化区間では、直流と交流の電気が場所によって使い分けられていますが、「NO.DO.KA」は直流と交流の両方に対応。電化・非電化問わず、幅広い路線で活躍できる車両でした。
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