小さい頃、「問い」で親を困らせたことはないですか?
「赤ちゃんはどこからやってくるの?」
「空はなぜ青いの?」
「水」はなぜ「みず」という名前なの?
その時に、どのように対応してもらったでしょうか?
「自分で考えなさい」
「知らないよそんなの」
「私じゃなくて、先生(別の人)に訊きなさい」
「そんなこと考えるなんて変な子ね」
なんて、
突っぱねたり、否定したり、誤魔化したりすると
人として大切な、好奇心・知への探究心が行き止まりになってしまいます。
だとすると
「聴く」よりも、まずは
「問いを受け止める力」が必要なのかもしれません。
「いい質問だね」
「凄いところに気が付いたね!」
「そう思ったのは何がキッカケ?」
「あなたはどう思う?」
あなたもわからない、答えにくい質問にも、
「うまく答える」必要はないと思うんですね。
「私もわからないなー。一緒に調べてみようか」
「ちょっと今、急な質問でビックリしてしまったから、ご飯のあとでもう一度話そうか」
「私も同じこと、疑問に思ったことがあるよ」
まずは、問いを受け止める。
そこから対話を始める。
相手が子どもでなくとも同じだと思うんですね。
そんなイメージで「聴く」を始めてみるのはいかがでしょうか?