No.36 「相談できない」という悩み
9月
27日
「悩みを相談する」ということに、大変苦手意識を持っていました。
特に親に相談する、というのが一番ハードルが高かったです。
●相談しようとしてもうまく話せないから話したくない
→「何が言いたいの?」
(すいませんすいません。伝わらないですよね。ごめんなさい)
「で、どうしたいの?」
(それがわからないから相談してます…。)
●相談した時に拒否・否定されるのが怖い
→「あー・・・」
(困ってる!困らせちゃった!どうしよう!)
「自分で考えなさい」
(何を?どうやって?十分考えましたけどっ!?)
●正論や、自分には出来ないアドバイスをされるのがイヤ
→「それは考えが甘いんじゃない?」
(ですよね。ごめんんさい。自分が一番よくわかってます。言ってみただけです)
「こうすればいいじゃん」
(それが簡単にできたら苦労しない。。。)
実際にこんな経験があったり、余計なことばかり考えることで、
「相談するということは迷惑なことだ」
「こんなことを悩む自分がおかしいんだ」と
相談するということから遠ざかっていました。
それを変えてくれたのが、親元を離れた後のアルバイト先の同期の存在です。
その人は、私の言葉を飲み込む様子や、スッキリしてない顔を見て
「何でも言え!全部言え!」「何かあったら相談しろ!」と相談しないと怒るのです。
何時間でも電話に付き合ってくれたり、食事に連れ出したり、
バイトとは別の時間を取って、とことん付き合ってくれたりました。
「それはつまりこういうこと?」「なるほどな。そういう場合もあるよな」
と、何を言っても受け止めてくれました。
そして、最後には「スッキリしたか?」「全部出し切ったか?」と
確認しては、「よしっ」と満足そうな顔をしていました。
時には相談してくれることもありました。
だからこの人には安心して何でも本音で話すことができました。
感情を思い切り出す、ということも出来るようになりました。
この人のおかげで、私は素直な自分を取り戻すことができました。
アルバイトを通して、仲のいい仲間もできたし、
お客様ともいい関係を築くことができました。
コーチングというものを知るうちに、
「安心して話せる場を提供する」
「相手を尊重しながら、相手の答えを見つけていく」
「一緒に考える」
という、同期が私にしてくれたようなことが、私も出来るようになれるんだ!
というオモイがどんどん強くなっていきました。
実は同期は22歳という若さで亡くなってしまったのですが、
私にとって、恩人であり、大きな目標です。
コーチとして、大切なロールモデルになっています。
コーチングを学ぼうと思ったきっかけから、
現在までの経緯はこちらのインタビュー動画からどうぞ^^
https://youtu.be/ShOdgtCFoWY
銀座コーチングスクール 認定コーチ
https://www.ginza-coach.com/coaches/view.cgi?username=1805SD1906
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