初恋はいつまでも甘く、いつまでもほろ苦い。 それはまるで、行き場をなくして染み渡るカラメルソース。 喉元を滑り落ちてもなお、あの味が消えず、 僕は悶え続ける。 もはや夢まぼろしのような存在の君に、 今日も想いを巡らせて、正しい呼吸を見失う。