「好きな人がいる」って言葉が、
こんな形で生かされるなんて思わなかった。
真意が明かされたはずの言葉が、
さらに深みを持って迫ってくる。
コンポタ飲む度に、
Silent思い出してしまいそう笑
単なる三角関係では言い表せない人間模様が、
すごく切なくて苦しくて、
純度100%のダイヤモンドみたいで、
一点の穢れもない雪の結晶のようで、
プリズムの光のように、心を貫くんだ。
仕事をする上で、
すごく重要なことが描かれていた気がする。
現場の漁師にとっては、
獲った魚を市場に卸して終わり。
その先どうなるかがわかっていない。
だから、その先の対応がトンチンカンになる。
これ、どんな組織でも、
どんな場面でも言えることだ。
目の前の仕事に精一杯で、
この業務の展望が見えずにいた私と、
私がどんな経緯で前の配属先を異動になり、
何を理想とし、何に失望し、何を目指していたのか、
皆目見当のつかない元上司のトンチンカンな会話だってそう。
「普通はこうだろ!」って言われたって、
全くの畑違いから来た私には、普通が何かがわからない。
「これは普通じゃないんだから、
ここまでしなきゃいけないだろ!」って言われたって、
「普通がわからないのに、そんなんわかるかぁ~!!!」って思ったし、
逆に彼には、私が見ているものがわからない。
「先が見えない」って、上方下方、中枢末端、
どっちのベクトルに対しても言えることだね。
中枢の人間には現場が見えないし、
現場の人間には中枢が見えない。
その先がどうなっているかわからないから、
互いにトンチンカンな対応になる。
同じ現場でも、相対する対象が違えば見えるものも違ってくるし。
前の上司はよく「なんでなんだ!?」と言ってたけど、
そんなの簡単だった。
私と彼では、見え方が違うから。
見てきたものが違うから。
自分の尺度に当てはめて考えたって、
わかるわけがない。
それなのに、あくまでも自分の尺度で見ようとするから、
いろんなことがおかしかった。
これはきっと、今後、部署を異動しても一緒だ。
自分が上に立つ立場になっても一緒だ。
見えていないから、想像できていないから。
いかに可視化するのか、共通認識を持つのか、
どんな風に先を見据えて動くのか。
すごく重要なことが描かれていた気がする。
Twitterで「小説執筆中のあなたの頭の中を教えて」という
アンケートを見かけまして。
1.映像派→浮かんだイメージから書く
2.音声派→聞こえる声(ナレーション、台詞など)を書き起こす
3.憑依派→登場人物になりきって書く
4.その他→リプ欄へ
上記の1を選んだものの、
実際にはいろんなパターンがあるので、補足をば。
言葉が先に浮かんで、
そこからイメージを展開させていくこともあるし、
先に浮かんだ映像を言葉でなぞっていくこともあるし、
言葉を綴ると同時に映像が浮かび上がることもあるし、
人物になりきることもあるし、人物を演じることもある。
人物になりきる場合には、本当になりきるわけだけど、
演じる場合には、「自分が舞台に立っているとすれば、どう演じるか」を考えて、
その動きを言葉にしていく。
役者が台本のト書き通りに演じる逆バージョン。
役者の動きをト書きに落とし込んでいくイメージ。
どんなセットの中で、どんな小道具をどう扱えば効果的か、
どんな身振りをしてどう立ち回るかを考えて、
その動きを言葉にしていくイメージ。
勝手に動き出した人物を、
必死に追いかけていくこともある。
ちょっと待ってよ!なんでそっち行くんだよ!?って思いながらも、
必死にカメラ構えてピッタリと添うように追いかけていく。
とまあ、いろいろです。
もっと時間や労力をかけずに小説を書けるようになりたい。
そのためには、構成をシステマティックに
オートマティックにできれば良いのだけど、
その方法を模索中。
起承転結を組み立てて、
それを入れ子構造にすれば良いのはわかってるけど、
今はそんな余力がない。
緻密に構成を組み立てるより、
雰囲気と勢いで書いてしまいたい。
だけど、何も骨組みがないとポシャるので、
簡単に骨組みを作る術を知りたい。
意外といろんなツールがあるんですね。
小説を書くアプリ無料おすすめ10選【執筆プロット作成】 | アプリログス
自分に合うものがないか、いろいろ模索してみます。
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10月29日追記。
Nola、何だかんだいじってるうちに、
まあ、それなりに便利かも?と思えてきた。
だけど、肝心のプロットが使いづらくて困ってる。
最初から起承転結に分けるんじゃなくて、
思いつくままに書いたのを起承転結に振り分けられたらいいのに。
あ、小説のメニューでそれやってみればいいのかな。
思いつきと勢いで一気に小説書ける時と
そうじゃない時の違いって何だろって考えたら、
知識や経験やコンディションもさることながら、
やっぱり物語の構成が大きいなと思った。
ろくに構成練ってないように見えて、
実は「ベタな展開」という強固な構成が出来上がっていれば、
そこに肉付けや捻りを入れればいいだけだから、
割と勢いで書くことができる。
でも、構成を一から立ち上げる必要があれば、
時間がかかる。
互いを見つめ合ったり、
同じ方向を見たりするのが友情や愛情で、
鏡に映るのが自分自身、
背中合わせなのは信頼や絆って感じがする。
隆臣が見つめ合うのは結姫だけど、
背中を預けるのは泰造だろうし、
そういう意味では颯太の相手は圭麻な気がする。
那智の相手が結姫かっていうと、
なんか違う気がしてて。
あの二人はあくまでも共感しあったり
励まし合ったりする友達って感じがして、
背中合わせの関係は成り立たない気がする。
互いに背中を預ける関係って、すごくエモいと思う。
それを最初に感じたのはこの作品だった。
愛内里菜があまりこの曲歌わないのは、
三枝夕夏を大事にしてるからなのかな。
るろうに剣心最終章TheFinalのあのシーンも、
健くんと神木くんだからこそ実現したシーンなんだろうな。
見ている方向は違うのに、
信頼し合ってないとできない。
なんか、そういうタカマ二次小説を書きたくて、
プロットないままに書いてます笑
何とはなしに書き始めたものの、
経過も着地点も見えない笑
共感だけでは、互いに背中を預ける関係にはならないし。
そもそも、そこまでの関係を築く必要もないのかな。
互いに見ている相手は違うけど、
同士みたいな関係を描きたいんだ。
颯太は70以上、結姫と隆臣が60後半、
圭麻と泰造が60前半、那智が60前後のイメージ。
さすがに偏差値80だとインテリ感半端なくて、
颯太でも落ちそうだから、70超えが現実的かと。
圭麻は得意分野と苦手分野の差が激しそう笑
泰造は頑張って大学行かなきゃなので、60は欲しい。
結姫と隆臣は全教科バランス良さそう。
那智は進学か就職か微妙だけど、
ある程度のところにはいるだろうなと。
那智の場合、御曹司なので、学力的には微妙でも、
箔がつく高校には行くだろうなと。
何だかんだで金積んで(おい)大学行きそうなイメージもある。
特進コースと総合コースを併設している学校、
どちらかというとそこまで偏差値高くないとこが多いみたいだけど、
私の二次小説では、多彩な才能を育む華々しい私立高校という設定で展開しようと思います笑
颯太と那智って、
那智が性別の枠にはまってないのもそうなんだけど、
颯太の立ち位置が微妙なのも魅力的だなと。
よくあるBLだと、颯太は受けポジだし、
颯那智じゃなくて那智颯だっていう人の気持ちもわかるんだ。
でも個人的には、颯那智派なんです。
成長するに従ってイケイケになりそうなのに、
颯太には不器用な那智とか、
めっちゃヘタレなくせに、
那智のことは一生懸命に受け止めようとする颯太が好きなんだ。
早い話がギャップ萌え 笑
この作品で描こうとしてたのは真相じゃない。
真相に迫ろうとする一般人。
「真相」という名の実体のない影に迫ろうとしてた一般人。
そして犯人はきっと、愚かな隣人。
その間に明確な境界線はない。
この作品、視聴者を「安全地帯」に置こうとしてないんだ。
むしろ、視聴者をドラマに組み込んでしまう。
まるで、ガラスの仮面 の鬼才演出家
黒沼先生が「忘れられた荒野」で
観客すらも舞台の一部にしてしまったように。
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