踏みとどまるかどうかは、まさに紙一重
10月
20日
今期はドラマが豊作で、取捨選択が大変です。
試しに見てみたモンスター第1話。
恋人との関係よりも、労務問題の方が大きく影響してそうだな、とは序盤の段階で思ったけども。
衝撃のラストに、心が落ち着かない。
このモヤモヤが、後半のストーリーに影響してきたりするんだろうか。
若い女性弁護士が主人公という意味では、
「勝利の方程式」や「うちの弁護士は手がかかる」と似ているけれど。
ある意味、今回の方が過去2作よりも不意打ちのダーク味が強いのかもしれない。
初っ端から扱うテーマが重すぎたというか、
実体験とリンクしてしまったというのも大きいと思う。
もう、頑張れない。そう漏らす人に、
頑張れと言うことが、教唆なのだとしたら。
「その道」を選べば楽になるかもしれない。
そう思ってしまった人に、
「その道」を勧めることも、まさに教唆なのだと思う。
それも「唯一の救い」だと思っていた存在から
そんなことを言われたら、
私だったら、ふらっと行ってしまう気がする。
ドラマ自体は、ものすごくおもしろかったんだけども。
彼氏は無罪放免で、
真のトリガーは俎上に載せることすらできない。
何だかそれってどうなのかなぁとも思ってしまった。