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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。
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三洋食品 プリンスツナフレーク赤缶を食べたレビュー

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三洋食品 プリンスツナフレーク...
“永遠の定番。三洋食品の「顔」とも言えるロングセラーツナ缶です”


三洋食品 プリンス(Prince)印・ツナフレーク赤缶
びんながまぐろ綿実油漬フレーク・準高級品



 日本で初めてのツナ缶がつくられた焼津水産高校すぐ近くに立地する、三洋食品。缶詰会社として独自の立ち位置にいて、現在は新東京フーズ(セブンイレブンの鮭とか作ってるとこ)の傘下になった。
 OEMのほかに自社ブランドを幅広く展開しており、猫用缶詰「たまの伝説」、缶つま「フルーツナ」、石巻工場製造ツナ、そして半世紀続く最古参ブランドのプリンス印がある。猫缶のたま伝(No.52)フルーツナ(No.26)石巻工場製造(No.20)の3つは取り挙げていたものの、プリンス印は食べるばかりでレビューしていなかった。
 中小企業ツナ缶の例に漏れず販路は非常に限られており「スーパー等に直接卸さない」と社員が断言する程だ。しかし、本社直売(6缶~)や本社通販(楽天)で購入できるし、お土産品として東名高速の日本坂パーキングエリア上りや、新東名の静岡サービスエリア上りで見かけたことがあるため、入手困難ではない。
(2018.9.29追記:新東名静岡SAでの赤缶は終売。銀缶・オリーブオイルツナ等は引き続き販売中。これで赤缶を購入できる小売店は日本坂PA上りのみとなった)
 
 白馬に跨る騎士プリンスの赤缶は、当ブランドで最も古くから製造され続けている定番品。レシピは基本に忠実なびんなが・綿実油・塩・野菜スープ・うまみ調味料で、原材料で特段他社と差別化を行っているわけではない。銀缶との違いは、赤缶からうまみ調味料を省いていること。
 特筆すべき点として、今時珍しくイラストのびんながまぐろが跳ねている。50年以上前、輸出全盛の時代には各社各製品1尾はまぐろやかつおが描かれていたが、平成末期には殆ど見かけなくなった。現有製品だといなばの味附缶(No.59)くらいしか同志が見当たらない。
 2016.1製造、製造から1年半寝ているものをレビューする。

☆缶を開けたところ(撮影のため、中身を箸でほぐした)
  
 フレークとしては大きい身が詰まっていて、シーチキンLフレークより大ぶり。液汁はひたひただが、綿実油なので胸焼けしにくい。
 下味もシンプルだ。塩のとがったしょっぱさをうまみ調味料で押さえ込んでいて、まろやかに感じるよう仕立てている。
 生野菜にかけるでもよし、パンでもいいし、和洋中なんでも合う。どの料理や食材にも、邪魔しない。
 
 特に目立った所は無い代わりに、無難でバランスが良く、それでいて国産品の高品質さを如実にあらわしている。
 毎日食べるなら「便利」で「普通においしい」ツナ缶が求められるだろう。その「普通」を下支えしたことが、この製品を半世紀以上にわたり支持される理由に思う。



☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★☆☆ #183円/個
・味覚評価 ★★★★☆ #オーソドックスで高品質
・入手性  ★☆☆☆☆ #本社通販、日本坂PA上り
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
---kcal/缶 食塩相当量-g
原材料 びんながまぐろ、綿実油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4953685000055 製造固有記号なし
製造者 三洋食品株式会社(静岡県焼津市焼津5-7-3) 製品ページ
Tuna canning review No.69
#びんながまぐろ #三洋食品 #綿実油漬

ワオ!と言っているユーザー

トップバリュセレクト きはだまぐろ とろ炙りを食べたレビュー

スレッド
トップバリュセレクト きはだま...
”きはだまぐろの希少部位「とろ肉」を直火で炙り宮崎県産ゆずを使用したゆず胡椒、沖縄県産海塩を使用し、綿実油で漬けました。”

トップバリュセレクト きはだまぐろとろ炙り
-ゆず胡椒仕立て-
きはだまぐろ調理品スライス・高級品



 イオンが展開するトップバリュの高級グレード「セレクト」で、おそらく昨年夏ごろから販売している高級ツナ缶。体裁や価格から缶つまとしての性格が色濃く出ており、ツナ缶として見た価格とグレードの差が逆転している。なお、白缶のフタにも横倍角でTVユズと書かれていた。
 トップバリュのWebサイトから製造所固有記号で工場を調べることができ、A579がはごろも焼津プラント(G2)製造ということがわかるようになっている。
 2016.5製造のロット。1年熟成させた。
 

 厚切りのきはだとろ肉が整然と並んでいる。厚さは駒越食品のまぐろ中とろとほぼ同じだが、なるべく長さが出せるよう伸びている。
 強い塩味と唐辛子由来の辛さが前面に出ており、ゆずの風味が添えられている。味付けこそがメインで、炙り肉の香味はスポイルされてしまった。液汁は辛いがえぐみは無い。綿実油は恐らくはごろも高級品と同じものだろう。
 
 味は缶つまの体裁に則っていた。「こしょう味」と呼ぶには辛いが……出来合いの芋焼酎と合わせてちまちま摘まんで食べるのが筆者の思う理想シチュエーションである。



・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★★ #520円/個
・味覚評価 ★★★☆☆ #ツナ缶として見たら肩透かし
・入手性  ★★★☆☆ #大きいイオンに大概ある
・原産国  国産

内容総量75g/固形量55g
181kcal/缶 たんぱく質16.1g 食塩相当量1,3g
原材料 きはだまぐろ、綿実油、ゆず胡椒(ゆず宮崎県産、唐辛子、食塩)、食塩(沖縄県産)、増粘剤(グァーガム)
JAN:4549741032322 製造所固有記号TVユズ A579
販売者 イオン株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1) 製品ページ
製造所 はごろもフーズ焼津プラント(静岡県焼津市小島742)
(イージーピール缶です)
Tuna cannig review No.68
#きはだまぐろ #スライス #綿実油漬 #缶つま

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