ファルコンシェフ(363)【にゅうめん】(2)
3月
20日
高度成長期に業績を伸ばした「三輪素麺」は、生産量の不足を島原地域に求めるようになり、販売経路に悩んでいた「島原素麺」は、一気に有名産地の委託下請生産地として生産量を拡大、現在では全国第二位の素麺生産地となっています。
2000(平成12)年、「三輪素麺」ブランドの8割が島原産だという生産地偽装問題が発覚、独自の販売ルートを持っていなかった「島原素麺」は販売ルートの確立に追われましたが、徐々に知名度を上げてきています。
兵庫県民としては、たつの市の「播州素麺」を食べる機会が多いのですが、かっては「三輪素麺」ブランドとして流通していた素麺、おいしくいただきました。