記事検索

35. 喜びと悲しみの瞬間:不安と緊張のクリニック(2)

スレッド
35. 喜びと悲しみの瞬間:不...
妊娠初期のクリニック待合室では、
生きた心地がしないのではないでしょうか。

診察台に上がり、超音波検査を待つときは、
ただ、ただ、赤ちゃんを信じて、
すべての神仏に祈りをささげたい気分と思います。


赤ちゃんが順調に発育しているのかどうか、

胎のうが見えるどうか、
卵黄のうが見えるかどうか、
そして、
1〜2mmぐらいの赤ちゃんの心臓は動いているのかどうか。

どんどん大きくなり、心臓の動きも強くなっていく過程で、
ある日、
心臓の動きが止まっていたとき、

クリニックの時間も一瞬、止まります。


このような出来事の確率は、約15〜20%あるのです。


私とスタッフは、
診察台の超音波検査に向かうとき、
緊張のなかで、いつも、
心の中で、
手を合わせています。

「どうか、順調に育ってくれていますように」
と。


発育順調であれば、
つい、心の中で、
「よし!」
と叫んでいます。


反対に、
心臓の動きが止まっていれば、
一瞬、真っ白になってしまいます。
しかし、すぐに、
患者さんの心の動きを注視します。
一番、心の支えが必要なときですから。

このようなときの時間のとり方、
接し方、などは、
今でも、手探りの状態です。
私とスタッフ一同、
日々の精進の必要性を痛感しています。



喜びのときも、悲しみのときも、
このような瞬間に、
旦那さんが、
いっしょにいてくれたら、どんなに心強いことでしょう。
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

34. 喜びと悲しみの瞬間:不安と緊張のクリニック(1)

スレッド
34. 喜びと悲しみの瞬間:不...
ある患者さんが、妊娠初期に不育症クリニックを受診するのは、
「 戦 場 に 行 く よ う な 気 分 で す 」
と、おっしゃっていました。

妊娠反応がでてから、約6週間が、
多くの例で、最も危険な時期です。

妊娠反応がでた瞬間から、喜びから、
すぐに、不安と緊張の状態になりませんでしたか。

たとえば、すぐに、下腹が張るような、少し痛いような感じ
が、ありませんでしたか。
過去の流産のつらい記憶がよみがえり、
熟睡できなくなるようなことはありませんでしたか。
何かイライラしていませんでしたか。

基礎体温の動きに敏感になり過ぎていませんでしたか。

つわりの程度の変化に、過剰に緊張していませんでしたか。


過剰な不安と緊張、そして、
また流産するのではないかという恐怖心は、
その精神状態そのものが、
お腹の中の小さな赤ちゃんにとっては、
とっても危険です。

過剰な緊張は、赤ちゃんへの栄養の供給源である
子宮内のらせん動脈を萎縮させてしまい、
その結果、
流産させてしまう危険性があるからです。
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

33. やさしい思いをくれた赤ちゃんたちへ

スレッド
33. やさしい思いをくれた赤...
今までになくした赤ちゃんの中には、
助けられた可能性のある赤ちゃんもいると思います。

しかし、
決して、今までの自分を責めないで下さい。
なぜならば、
今までのあなた自身も、
一生懸命に生きてきたのですから。


今までの赤ちゃんを思い出してみてください。
妊娠して、わずかな時間で流産してしまったとしても、
ほんの少しでも、
赤ちゃんといっしょに、幸せなときを過ごしたはずです。

その一瞬の時間が輝いていたはずです。


この思いが、これからのあなたの人生に
必ずプラスになると思います。

一瞬でも、
新しい命の芽生えを感じることができたのですから。
そして、
あなただけの遠い記憶のなかに、
その赤ちゃんたちは
生き続けていることができるのですから。
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

32. 運命の赤ちゃんと助けられた赤ちゃん

スレッド
32. 運命の赤ちゃんと助けら...
「妊娠初期の流産は赤ちゃん側に問題があって、

生きられない命だったんですよ。」



この説明を信じますか?



実は、この説明は間違っています。





初めての妊娠の場合、

約100人中、10人の赤ちゃんが流産していますが、

そのうちの6〜7人が、

染色体異常という運命的な流産による

運命の赤ちゃんです。

しかし、残りの3〜4人は、

助けられた可能性のある赤ちゃんと考えられます。





2回以上連続した流産を経験している不育症の場合、

その後の妊娠において、

約100人中、約15〜20人の赤ちゃんが、

染色体異常という運命的な流産による

運命の赤ちゃんです。



しかし、残りの約80〜85人の赤ちゃんは、

助けられる可能性のある赤ちゃんと考えられるのです。

ただし、ご夫婦の染色体が正常の場合ですが。





このように、不育症の治療においては、

たとえ、治療が完璧であっても、

どうしても受け入れなければならない

運命というものがあるのです。



この運命により流産した赤ちゃんは、

受精してから約一ヶ月間という

本当に短い命を

まっとうしたと考えてください。



この運命の赤ちゃんだったのか、

あるいは、

助けられた赤ちゃんだったのかは、

流産された時に、

流産した赤ちゃんの組織による

染色体検査をすれば、はっきりわかります。
#染色体検査

ワオ!と言っているユーザー

31. 二人目の不育症

スレッド
31. 二人目の不育症
「一人目を正常にさずかっているのだから、

その後の流産は偶然ですよ。」



「異常があるとは考えにくいですよ。」



「一人いるから、いいじゃないですか。」



と、医師などから言われて、悩んでいませんか。





一人目の不育症の人からみれば、

何か贅沢な悩みとうつるかもしれません。

また、普通の医師は、

一人いれば、と、

あまり積極的に診ようとしないかもしれません。





しかし、私が多くの不育症患者さんとお話して、

わかったことは、



二 人 目 を 強 く 希 望 さ れ て い る のに、

その後、流 産 を く り か え し て い る と、



こんなことがあるのは自分だけではないかと、

自分だけで悩んでいたり、



一人目の子育て仲間からの二人目妊娠のニュースに、

脱落感を感じて憂うつになったり、



夫からは、

「一人いればいいじゃないか」 と言われ、

子供からは、

「弟か妹がほしい、ほしい。」 と、せがまれて、

その板ばさみと、

孤独感にさいなまされて、



一 人 い る か ら こ そ の、

そ の ご 本 人 し か わ か ら な い

ス ト レ ス があるという事実です。 





このようなケースは医学的に、

「 続 発 性 不 育 症 」 と定義されています。





続発性不育症は、決してめずらしいケースではなく、

対応する詳細な検査をすれば、

その原因も、多くの例で見つけることができ、

もちろん、予防治療できるのです。
#二人目の不育症

ワオ!と言っているユーザー

30. 妊娠が判明して2週間以内の性器出血

スレッド
30. 妊娠が判明して2週間以...
不育症のあなた自身に、
妊娠検査薬で陽性になる数日前から数日後にかけて、
少量の性器出血があったとします。
あるいは、妊娠判明後の2週間以内に、
自分の生理2〜3日目の一番多い量ぐらいの
性器出血があったとします。

あなたならどうしますか?

たぶん、まず、凍りつくと思います。
直感的に、
ああ、またダメか。
と同時に、今までの流産前後のつらい記憶が
瞬時によみがえってくると思います。


そして、今回は何としても、
何としてもと、
わらにもすがる思いになることでしょう。

そこで、
まず、体を休めるため、床につきませんでしたか。
がんばって、
ずっと、ずっと、動かないようにしていませんでしたか。

あるいは、心当たりの病院に連絡して、
即、入院、絶対安静にしていませんでしたか。
夜中か休日ならば、
救急病院に駆け込みませんでしたか。



その行為は、本当に流産を防ぐ効果があるのでしょうか。
過剰なストレスにより、
子宮内のらせん動脈を細くしてしまい、
胎児への血流低下により、
かえって、
流産を助長してしまうのではないでしょうか。



妊娠して2週間以内の性器出血の場合、

出血を止めるための薬物療法と
出血を止めるための安静療法は
あまり流産を防ぐ効果はないと
私は思っています。


本当に必要なことは、
こ こ ろ の 安 静 です。


ですから、出血しても、
あわてずに、
あかちゃんの生命力を信じて、
がんばって、いつものような日常生活を過ごすように
心がけることも大切と思います。

あるいは、
信頼できる先生、信頼できる看護師さんに相談して、
できるだけ過剰な不安を取り除くことが大切と思います。

もしも、入院になったとしても、
こ こ ろ の 安 静 の た め の 入 院 ですから、
不安のかたまりでベットにひたすら横たわっているのではなく、
先生や看護師さんから納得のいくまで十分な説明を受けて、
できるだけ過剰な不安を取り除くことが
もっとも、大切な医療行為であると思います。


出血が直接的な原因で流産する頻度は
1%以下と非常に稀なのです。

出血の原因の多くは、
受精卵が子宮内に埋没するときに生じる着床出血か、
胎のうが大きくなっていくときに生じる
子宮内膜とのズレみたいなことによる出血と考えられます。

この場合は、流産の危険性の少ない出血
と考えて良いと思います。

それ以外に、
何らかのほかの原因により、
化学的流産あるいは流産となったとき、
その結果として、
胎児が子宮から剥がれ落ちるときに生じる
異常出血かもしれません。

しかし、この流産の結果としての出血は、
妊娠して2週間以内の場合、
あわてることなく、少し、自然にみていても良いと思います。
命にかかわるぐらいの出血多量になる確率は
ほとんどないと感じていますから。


出血しても、
極力あわてず、
赤ちゃんの生命力を信じて、
こ こ ろ の 安 静 
を保ちましょう。
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

29. アスピリンジレンマ

スレッド
29. アスピリンジレンマ
抗リン脂質抗体陽性による不育症の世界的な標準治療法は、
低用量(少量)アスピリンとヘパリンの併用療法です。

しかし、アスピリンの飲む量と使う時期は、
患者さんの状態によって、変える必要があります。

低用量アスピリンの最も効果的な薬の量は、
実は、 ア ス ピ リ ン ジ レ ン マ 
といって、なかなか難しいのです。


アスピリンは、ご存知のように、古くから
鎮痛剤として広く使われている物質です。

1970年にワイスという医師が、
鎮痛効果とは別に、
アスピリンの血栓症を防ぐ効果に気づき報告しました。
しかし、なぜアスピリンが血栓形成を予防するのかは
謎のままでした。

1975年、ロースらにより、
アスピリンは血小板内のある酵素を
不可逆的に抑制することにより、
血小板の機能を抑制して血栓を防ぐ
という事実が報告されました。

1976年、バーネは、血管壁内の同じ酵素に対しても、
アスピリンの抑制作用が発揮され、
血管が収縮する
ということを報告しました。
この事実は、アスピリンは血栓形成を防ぐのではなく、
血栓形成を助長すると考えられるのです。


この二つの事実が、混乱をまねき、
いわゆる 
ア ス ピ リ ン ジ レ ン マ
と言われる由縁になっているのです。


アスピリンは、血小板の機能を抑制して、
血液をサラサラにしますが、
同時に、血管を収縮させますから、
血液をドロドロにもするのです。


しかし、その後の研究により、
アスピリンに対する血小板と血管壁の感受性
が違うことが判明して、
血小板には抑制効果を示すが、
血管壁への収縮効果を最小限にとどめる
ア ス ピ リ ン の 量 が
現在も、問題となっているのです。


現在、低用量アスピリンとして、
バファリン(81mg)とバイアスピリン(100 mg)
がよく処方されています。

この二種類のお薬は、
狭心症、心筋梗塞、虚血性脳血管障害の患者さんの
血栓予防効果(血小板の抑制効果)があるため、
そのような患者さんに対しては、保険適用されています。
用法・用量は、通常、成人には1日1回連日経口投与です。

しかし、1日1回連日服用という量は、
脳・心臓血管障害という病的血管を持つ患者さんに対しての
有効な量なのです。

正常血管を持つと考えられる多くの不育症患者さんへの
有効な量とは、当然違うのです。


名古屋市立大学病院の杉浦教授らと
私との共同研究の結果では、
抗リン脂質抗体の強陽性(内科的抗リン!?)以外の
弱陽性(産科的抗リン!?)患者さんに対して、
アスピリン40mg単独療法でも成功率は80%以上でした。
もちろん、支持的精神療法も併用されていました。
この結果は、
1998年、世界産婦人科雑誌(Int J Gynecol Obstet)
に報告されています。


不育症の患者さんが服用する時期については、
アスピリンは血小板にくっついたら離れませんので、
血小板の寿命が約10日ですから、
アスピリンの蓄積効果から考えて、
妊娠の可能性がある周期の基礎体温の高温層と
妊娠反応陽性後が良いと、
私は考えています。


いつまで服用するかについては、
一般的には妊娠28週までとされていますが、
私の長年の臨床経験と実績から、
抗リン脂質抗体弱陽性患者さんに対しては、
妊娠16週以後の服用を中止しても問題ないと
考えています。


また、副作用に関しては、
妊娠初期の低用量アスピリン服用による
先天異常児の出産率の増加はみられなかったことが、
2002年、米国産婦人科雑誌(Am J Obstet Gynecol)
に報告されています。
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

28. 刀と機関銃

スレッド
28. 刀と機関銃
外敵を退治する白血球、

そのなかのリンパ球が免疫系の主役です。

リンパ球は、

細胞性免疫を担うT細胞とNK(ナチュラルキラー)細胞、

液性免疫を担うB細胞の二種類に分けられます。



細胞性免疫の軍団は、いわば、

刀 を持った兵隊に似ています。

武 器 は 刀 

ですから、接近戦の攻撃となります。そのなかでも、



ナ チ ュ ラ ル キ ラ ー 細 胞 は、

第一陣として最前線で戦う兵士のような存在と言えます。





人間の体のなかで外気と直接ふれているのは、

表皮でおおわれた皮膚と、

粘膜でおおわれている

鼻、口、のど、腸管、気管、膣と、子 宮 です。



表皮はよろいみたいなものですから、

キズがなければ防御力は強いのです。



しかし、粘 膜 は 弱 い のです。

弱いから、唾液や粘液がその表面をおおっており、

その液体のなかには、

リゾチームという酵素が含まれています。



リゾチームは、細菌の細胞膜を溶かす働きにより、

外敵と戦う武器になっています。



リゾチームで対処できなかった場合、

細菌などに対して、

白血球の一種、好中球などが襲いかかります。



そして、最終的には、

粘膜免疫という、

強力な最前線の免疫システムが作動します。



この粘膜免疫の中心に

ナ チ ュ ラ ル キ ラ ー 細 胞 があるのです。





血液中の白血球の中身については、

その半分以上が好中球であり、

ナチュラルキラー細胞は数パーセントです。





しかし、子 宮 については、

妊娠初期の子宮内膜内の白血球の半分以上が

ナ チ ュ ラ ル キ ラ ー 細胞です。





刀 を 持 っ た 兵 士 である

ナチュラルキラー細胞をうまくごまかして、

子宮内膜内へ侵入しなければならないのが、

赤 ち ゃ ん の 細 胞 なのです。



しかし、うまくごまかすことができない場合、

攻 撃 されて、

流 産 してしまう可能性があるのです。





次に、

液性免疫の軍団は、いわば、

機 関 銃 を持った兵隊です。

武 器 は 機 関 銃

ですから、遠方から攻撃できるのです。



免疫グロブリンというたんぱく質の、

「 抗 体 」

といわれる物質が、

その機関銃の 弾 のような存在と考えられます。



ちなみに、抗 体 という飛び道具を使う

液性免疫は、

魚以上の高等動物しかないと言われています。





ここで、流産、死産の原因としての

抗 リ ン 脂 質 抗 体

について考えてみてください。



抗リン脂質抗体とは、

リン脂質を目標にして、

機関銃(B細胞)から撃たれた

弾 ( 抗 体 ) と考えられます。



しかし、

リン脂質は自分の体の凝固系のなかにある物質

ですから、

機関銃の銃口が、

自分以外の異物に向けられているのではなく、

自 分 自 身 の 一 部 

に向けられているのです。





自分自身の体の中のリン脂質に向けられた

機 関 銃 の 弾 が、

いわゆる

抗 リ ン 脂 質 抗 体

なのです。





抗リン脂質抗体という

自 爆 の 弾 が、

子宮内膜内のらせん動脈内にある

リン脂質に向かって放たれると、

その部分のリン脂質が火を噴いて、

凝固系が異常に亢進し、

血 液 の か た ま り 

ができると考えられます。



そうすると、

子宮のなかの赤ちゃんにとって、

ら せ ん 動 脈 が ラ イ フ ラ イ ン ですから、

血液の流れが止まり、十分な栄養が取れずに

流 産 、 死 産 

してしまう可能性があるのです。





抗リン脂質抗体は、

免 疫 系 の く る い 

からできたと考えられます。
#免疫

ワオ!と言っているユーザー

27. 免疫と不育症の関係

スレッド
27. 免疫と不育症の関係
免疫というと、たぶん抵抗力と考えませんか。

抵抗力と考えていいのですが、

もう少し、詳しく言うと、

免疫とは、

自分以外の異物に対して、攻撃して排除する

体の防衛システムのことです。

免疫を担う免疫細胞は、白血球の仲間であり、

体の骨髄で作られています。

骨髄とは、すべての骨の内部の空洞にある

どろどろした液体のことです。



ここで強調したいことは、

免疫とは

自分以外のものに対して攻撃するのですが、

自分という識別は、

自分の細胞表面の標識を識別して、

それ以外は

自分ではないと判断するという事実です。



フランケンシュタインの場合を考えてください。

中枢神経系のかたまりである頭と

大きな体をくっつけたわけですが、

この場合、

自分とは頭か体か、わかりますか。



実は、骨髄が多くある

体が自分になります。

ですから、実際には、

体 が 頭 を 拒 絶 して排除するのです。





ここで、妊娠した場合の、

子宮のなかの赤ちゃんについて

免 疫 的 に考えてみてください。



赤ちゃんは、

半 分 が 自 分 であり、

半 分が 旦 那 さ ん なのです。

ですから、赤ちゃんは、妊婦さんからみて、

免疫的によく似ていますが、もちろん、自分ではないのです。





妊娠がうまく維持するためには、

免疫的に、この



あ  い  ま  い  さ 



が極めて大切なのです。





妊婦さんが子宮内の赤ちゃんに対して、

その半分の自分の部分に、間違って反応してしまうと、

自己免疫異常になります。

その一部には、

自分の凝固系のたんぱく質等にも反応してしまう、

いわゆる、



抗 リ ン 脂 質 抗 体



という自己抗体があるのです。





また、半分の旦那さんの部分に対して、

強く反応してしまうと、

拒絶して排除してしまいます。

この反応のひとつに、



ナ チ ュ ラ ル キ ラ ー 細 胞 



の異常活性があるのです。
#免疫

ワオ!と言っているユーザー

26. 無量の死

スレッド
26. 無量の死
先日、母が永眠しました。

子宮という宇宙のなかの小さな赤ちゃんの死と
日々向かい合っているせいか、
どうしようもない、受け入れるしかない死として、
母とお別れしてきました。

その通夜のとき、お寺様が
「 無 量 の 死 」、
明日さえわからない死、運命にまかせるしかない死、
についてお話されました。
人間は何か大きな力により生かされているという教えです。
ですから、与えられた運命を精一杯生き抜くべきだと。


私が不育症のご夫婦に、最初にお話していることと
核心部分では同じでした。

不育症の治療においては、
赤ちゃんの運命を変えることはできないということです。
一回の妊娠について、ご夫婦の染色体異常がなくても、
約20%弱は、偶然の胎児の染色体異常により、
換言すれば、その赤ちゃんの運命により、
約1〜2ヶ月間の命の光を消してしまうのです。

その運命を最初から覚悟して、
それ以外の原因を治療することにより、
約80%強の成功率が得られるのです。


頭の中では、十分わかっているのですが、
心の深いところで、ぽっかり小さな穴があいているみたいです。

大切な命を失った悲しみ、残された者の無気力感、
辛い日々ですが、
「 無 量 の 死 」
を受け入れて、その分まで、
生き抜いていくしかないと思っています。

自分の人生が終わる
その時まで。
#ブログ

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ