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291. 「産めないのか」のヤジ発言に心が凍ります

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291. 「産めないのか」のヤ...
都議会のヤジ発言を聞いて、
言葉もでません。
怒れるというより、
唖然として心が凍りつきます。
悲しすぎます。


人には
本当に残酷な面があるものです。

産むために結婚したわけではありません。
産むために生きているわけでもありません。


産むことは女性にしかできないことですが、
それは女性の特権であり、
義務ではありません。


あなたが現在、
前を向いて生活されていれば、
それが最高です。


ばかな一部の男性を、
心で見下してあげてください。

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290. 比較することより損得の考えで

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290. 比較することより損得...
心が晴れたことがない。
子供の話を聞くたびに、
だんだんと自分が消えていく。
内心はみじめになって泣きたくなる。

どうして自分はダメなんだろう。
どうして自分だけできないのだろう。


と、
こんなふうに
どうしても周りと自分を比較してしまいます。
そして自分と自分の環境を悲観してしまいます。


私はこんな状況のとき、
比較することより損得で考えようと試みています。

どうしても何かと比較してしまいますが、
損得で考えてみると、
今の状況が違った切り口で見えてきます。


まだ赤ちゃんには恵まれていませんが、
それだけ真剣にがんばっているのです。

決定的な損はしていません。

将来、大きな得となる可能性が高いのです。


比較することから少し身を引き、
「自分にとっての損得」 で今を考えてみてください。

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289. 夢を追いかけて

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289. 夢を追いかけて
死ぬ時まで、
夢を追いかけます。

夢に向かって、がんばります。

過去の多くの夢は
夢のままで消えてしまったけれど、
かなえられた夢もたくさんあるのです。


夢があるうちは、
「生きがい」 もあります。


死ぬときは、
今までの人生をふりかえり、
がんばった自分を
ほめてあげたい。
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288. わんこそば120杯平らげました

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288. わんこそば120杯平...
平成8年12月、
学会で盛岡に行ったとき、
わんこそば120杯平らげました。

立派です。
と、お店の人から、ほめられました。

何か、すごくうれしかったのです。


先日、
その時もらった木製の証明手形が
机の奥からでてきました。

若かった頃の い~い思い出です。


ときには
羽目を外したいですよね~。

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287. 流産したら流産内容物の染色体検査を

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287. 流産したら流産内容物...
ある病院のクリニックで不育症の検査をして、
検査に異常がないと言われたのに、
その後の妊娠で流産を繰り返された場合、

流産内容物の染色体検査を受けることをお勧めします。

自費で高価な検査ですが、
今後の赤ちゃんの命がかかっているのです。


流産内容物の染色体検査が正常だった場合、
今まで受けた検査ではわからなかった
原因があるということです。

その原因を見つけて、そのための治療をしないと、
流産を繰り返す可能性が高いということです。



#染色体検査

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286. 第8回「青クリの会」のご報告

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286. 第8回「青クリの会」... 286. 第8回「青クリの会」...
2014年6月7日(土曜日)12時15分より16時頃まで、
第8回「青クリの会」を開催しました。

今回の参加者は約50名でした。
遠方から、ご夫婦での参加者が多く、
また、着床障害の方が約3割いらっしゃいました。


今回は講演時間を90分と長くしましたので、

妊娠の成立と維持の破たんの機序について、
生殖免疫学的な視点
からも詳しくお話ししました。


ポイントは、
子宮の中で育てる赤ちゃんの細胞は、
半分は自分ですからよく似ていますが、
半分は旦那さんですから半分異物でもある
ということです。

よく似ている細胞が子宮の中の免疫細胞を刺激したとき、
自分の部分に対しても反応してしまうと、
自己に向かう抗体(抗リン脂質抗体等)を作ってしまい、
子宮の中の血液の流れが一部止まり、
育たないのです。

また、
半分異物でもある細胞は
ほど良く子宮の中の細胞を刺激して
情報交換をしながら育っている(免疫学的妊娠維持機構)のに、
刺激への反応が弱いか強すぎると、
育たないのです。


さらに、
ストレスによる過剰な不安と緊張が
子宮内のラセン動脈を細くしてしまい、
子宮内が低酸素状態になってしまうため、
育たない
という仕組みもお話ししました。


講演の後の質疑応答では、
7名ぐらいの方から実際的なご質問をいただきました。

また、個別相談では、
10名ぐらいの方からのご相談を受けました。


次回はもっと「助けになる会」でありますよう、
スタッフ一同がんばっていきます。

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285. 善玉NK細胞と悪玉NK細胞

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285. 善玉NK細胞と悪玉N...
妊娠の成立と維持のためには、
善玉NK(ナチュラルキラー)細胞
が活躍しているんですよ。


子宮内膜には、
善玉NK細胞がたくさんあって、
いろいろな物質を出すことにより、
胎盤になる細胞の浸潤を調節しているのです。
また、
新しい血管の構築にもかかわっていますよ。
ですから、
善玉NK細胞は妊娠の維持から見て、善なのです。


一方、悪玉NK細胞は、
主に、普通に採血する血液の中にあり、
自分以外の異物的な細胞を壊してくれています。
ですから、
自分にとっては非常に大切な細胞なのです。

ただ、
胎盤になる細胞は半分が旦那さん由来ですから、
半分異物でもありますので、
悪玉NK細胞は妊娠の維持から見れば、悪なのです。


そこで、
着床障害や不育症のひとつの原因として、
子宮内膜の
悪玉NK細胞の増加と、
善玉NK細胞の減少が
大きなキーになっているのです。
#免疫

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284. どうして原因がわからないのだろう

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284. どうして原因がわから...
不育症や着床障害の原因は、
大きく分けて2つあります。
1つは、神様が決める運命(卵の質;偶然の染色体異常)であり、
1つは、子宮内の不都合な環境です。


運命を治療する(変える)ことはできません。
ただ、予測することはできます。
また、ある程度選ぶ事もできますが。


子宮内の環境は治療する(変える)ことができます。
ただ、子宮内の不都合な環境の原因にも、
大きく分けて2つあるのです。


1つは、身体的な原因です。
この原因は、多くの病院で検査されていますが、
多くの例が保険でできる範囲内なのです。

予防医療(流産を防ぐ)ですから、
一部しか保険で検査できないのです。
ですから、
異常なし(保険の範囲内で)とよく言われるのです。


もう1つは、精神的な原因です。
この検査は、血液の検査ではできません。

専門的な診察技術が必要です。
精神・神経系の病気を診断・治療するのではなく、

「赤ちゃんを育てるのに不都合な精神状態」 を
分析して治療できる医療技術が必要なのです。
また、
生殖領域の知識と実績のある産科医であることも必要です。
妊娠中の細かな特殊な状態にも
リアルタイムに対応するためです。

ですから、
ほとんどの病院(クリニック)では
この分野は封印されているのです。


ブログ No.268 を参照してください。

#ブログ

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283. がんばる心と受け入れる心

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283. がんばる心と受け入れ...
がんばっても、がんばっても
うまくいかない夢もあります。

うまくいかなくても、
挫折しても、
自分が情けなく思えても、

自分には、
自分を大切に思ってくれる人がいます。
いるはずです。


そんな人がいるかぎり、
また、
別の夢を追いかけられます。


生きてる限り、
夢は無限にありますから。

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282. 妊娠後(移植後)は、心配より水分を

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282. 妊娠後(移植後)は、...
妊娠検査薬陽性後、
あるいは体外受精・胚移植後、
心配で
心配で、
すぐにネットでいろいろ調べたり、
今、何かできることはないかどうか、
あわててしまう方が多いようです。

妊娠後(移植後)は、「まな板の鯉」 が理想です。

過剰な不安と緊張(恐怖心)は、
子宮内の細い血管(毛細血管)を
さらに細くしてしまい、
子宮内を局所的貧血状態(虚血状態)
にしてしまうからです。

子宮内が局所的貧血状態になると、
赤ちゃんになる細胞が酸素(栄養)を取れずに、
発育が止まってしまうのです。


理想的には、

裏切られても、
裏切られても、
今度こそと信じきることです。
そして、
1日1.5リットルぐらいの水分を
1~2時間ごとに、こまめに飲むことです。


妊娠後(移植後)は、
「 心配するなら水を飲んでください 」


妊娠後(移植後)に、
水分を十分取らないと、
子宮内の細い血管(毛細血管)のなかへ、
十分な血液が流れていきませんよ。

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