都議会のヤジ発言を聞いて、
言葉もでません。
怒れるというより、
唖然として心が凍りつきます。
悲しすぎます。
人には
本当に残酷な面があるものです。
産むために結婚したわけではありません。
産むために生きているわけでもありません。
産むことは女性にしかできないことですが、
それは女性の特権であり、
義務ではありません。
あなたが現在、
前を向いて生活されていれば、
それが最高です。
ばかな一部の男性を、
心で見下してあげてください。
心が晴れたことがない。
子供の話を聞くたびに、
だんだんと自分が消えていく。
内心はみじめになって泣きたくなる。
どうして自分はダメなんだろう。
どうして自分だけできないのだろう。
と、
こんなふうに
どうしても周りと自分を比較してしまいます。
そして自分と自分の環境を悲観してしまいます。
私はこんな状況のとき、
比較することより損得で考えようと試みています。
どうしても何かと比較してしまいますが、
損得で考えてみると、
今の状況が違った切り口で見えてきます。
まだ赤ちゃんには恵まれていませんが、
それだけ真剣にがんばっているのです。
決定的な損はしていません。
将来、大きな得となる可能性が高いのです。
比較することから少し身を引き、
「自分にとっての損得」 で今を考えてみてください。
死ぬ時まで、
夢を追いかけます。
夢に向かって、がんばります。
過去の多くの夢は
夢のままで消えてしまったけれど、
かなえられた夢もたくさんあるのです。
夢があるうちは、
「生きがい」 もあります。
死ぬときは、
今までの人生をふりかえり、
がんばった自分を
ほめてあげたい。
平成8年12月、
学会で盛岡に行ったとき、
わんこそば120杯平らげました。
立派です。
と、お店の人から、ほめられました。
何か、すごくうれしかったのです。
先日、
その時もらった木製の証明手形が
机の奥からでてきました。
若かった頃の い~い思い出です。
ときには
羽目を外したいですよね~。
ある病院のクリニックで不育症の検査をして、
検査に異常がないと言われたのに、
その後の妊娠で流産を繰り返された場合、
流産内容物の染色体検査を受けることをお勧めします。
自費で高価な検査ですが、
今後の赤ちゃんの命がかかっているのです。
流産内容物の染色体検査が正常だった場合、
今まで受けた検査ではわからなかった
原因があるということです。
その原因を見つけて、そのための治療をしないと、
流産を繰り返す可能性が高いということです。
2014年6月7日(土曜日)12時15分より16時頃まで、
第8回「青クリの会」を開催しました。
今回の参加者は約50名でした。
遠方から、ご夫婦での参加者が多く、
また、着床障害の方が約3割いらっしゃいました。
今回は講演時間を90分と長くしましたので、
妊娠の成立と維持の破たんの機序について、
生殖免疫学的な視点
からも詳しくお話ししました。
ポイントは、
子宮の中で育てる赤ちゃんの細胞は、
半分は自分ですからよく似ていますが、
半分は旦那さんですから半分異物でもある
ということです。
よく似ている細胞が子宮の中の免疫細胞を刺激したとき、
自分の部分に対しても反応してしまうと、
自己に向かう抗体(抗リン脂質抗体等)を作ってしまい、
子宮の中の血液の流れが一部止まり、
育たないのです。
また、
半分異物でもある細胞は
ほど良く子宮の中の細胞を刺激して
情報交換をしながら育っている(免疫学的妊娠維持機構)のに、
刺激への反応が弱いか強すぎると、
育たないのです。
さらに、
ストレスによる過剰な不安と緊張が
子宮内のラセン動脈を細くしてしまい、
子宮内が低酸素状態になってしまうため、
育たない
という仕組みもお話ししました。
講演の後の質疑応答では、
7名ぐらいの方から実際的なご質問をいただきました。
また、個別相談では、
10名ぐらいの方からのご相談を受けました。
次回はもっと「助けになる会」でありますよう、
スタッフ一同がんばっていきます。
妊娠の成立と維持のためには、
善玉NK(ナチュラルキラー)細胞
が活躍しているんですよ。
子宮内膜には、
善玉NK細胞がたくさんあって、
いろいろな物質を出すことにより、
胎盤になる細胞の浸潤を調節しているのです。
また、
新しい血管の構築にもかかわっていますよ。
ですから、
善玉NK細胞は妊娠の維持から見て、善なのです。
一方、悪玉NK細胞は、
主に、普通に採血する血液の中にあり、
自分以外の異物的な細胞を壊してくれています。
ですから、
自分にとっては非常に大切な細胞なのです。
ただ、
胎盤になる細胞は半分が旦那さん由来ですから、
半分異物でもありますので、
悪玉NK細胞は妊娠の維持から見れば、悪なのです。
そこで、
着床障害や不育症のひとつの原因として、
子宮内膜の
悪玉NK細胞の増加と、
善玉NK細胞の減少が
大きなキーになっているのです。
不育症や着床障害の原因は、
大きく分けて2つあります。
1つは、神様が決める運命(卵の質;偶然の染色体異常)であり、
1つは、子宮内の不都合な環境です。
運命を治療する(変える)ことはできません。
ただ、予測することはできます。
また、ある程度選ぶ事もできますが。
子宮内の環境は治療する(変える)ことができます。
ただ、子宮内の不都合な環境の原因にも、
大きく分けて2つあるのです。
1つは、身体的な原因です。
この原因は、多くの病院で検査されていますが、
多くの例が保険でできる範囲内なのです。
予防医療(流産を防ぐ)ですから、
一部しか保険で検査できないのです。
ですから、
異常なし(保険の範囲内で)とよく言われるのです。
もう1つは、精神的な原因です。
この検査は、血液の検査ではできません。
専門的な診察技術が必要です。
精神・神経系の病気を診断・治療するのではなく、
「赤ちゃんを育てるのに不都合な精神状態」 を
分析して治療できる医療技術が必要なのです。
また、
生殖領域の知識と実績のある産科医であることも必要です。
妊娠中の細かな特殊な状態にも
リアルタイムに対応するためです。
ですから、
ほとんどの病院(クリニック)では
この分野は封印されているのです。
ブログ No.268 を参照してください。
がんばっても、がんばっても
うまくいかない夢もあります。
うまくいかなくても、
挫折しても、
自分が情けなく思えても、
自分には、
自分を大切に思ってくれる人がいます。
いるはずです。
そんな人がいるかぎり、
また、
別の夢を追いかけられます。
生きてる限り、
夢は無限にありますから。
妊娠検査薬陽性後、
あるいは体外受精・胚移植後、
心配で
心配で、
すぐにネットでいろいろ調べたり、
今、何かできることはないかどうか、
あわててしまう方が多いようです。
妊娠後(移植後)は、「まな板の鯉」 が理想です。
過剰な不安と緊張(恐怖心)は、
子宮内の細い血管(毛細血管)を
さらに細くしてしまい、
子宮内を局所的貧血状態(虚血状態)
にしてしまうからです。
子宮内が局所的貧血状態になると、
赤ちゃんになる細胞が酸素(栄養)を取れずに、
発育が止まってしまうのです。
理想的には、
裏切られても、
裏切られても、
今度こそと信じきることです。
そして、
1日1.5リットルぐらいの水分を
1~2時間ごとに、こまめに飲むことです。
妊娠後(移植後)は、
「 心配するなら水を飲んでください 」
妊娠後(移植後)に、
水分を十分取らないと、
子宮内の細い血管(毛細血管)のなかへ、
十分な血液が流れていきませんよ。
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