子供を持てない、育てられない辛さ。
ほとんどの周りの人には、
赤ちゃんが生まれているのに、
苦もなく、
生まれているようなのに。
周りがまぶしく、
自分が情けなく思えることもあると思います。
あなたは家事に、仕事に、頑張られてきたのです。
がんばりすぎてしまう性格なのかもしれません。
ただ、
赤ちゃんだけは、
頑張ればいいというものではないようなのです。
心に少しブレーキを。
欲しい欲しいと焦ってしまえば、
その緊張状態が子宮内の卵を拒絶してしまいます。
卵は半分異物ですから。
卵を受け入れやすくするために、
はぐくむ(育む)こころが、
助けになるかもしれいません。
たとえば、
植物を育てる。
熱帯魚を育ててみる。
ウサギを育ててみる。
わんちゃん、ねこちゃんも、かわいいですよね。
命を愛しむ心は、子宮内環境を良くしますから。
きっと、
その感性が
内から湧き上がる母性を
高めてくれますよ。
強い母性が赤ちゃんを引き寄せてくれると思います。
思い通りにならず、もがいているあなた。
赤ちゃんを夢見て、
日々、張りつめた生活を送られていることと思います。
でも、
今の自分の心にも、たまには安らぎを与えてあげてください。
赤ちゃんのことばかり考えていると、
あなたの大切な人生が単調なものになってしまいますよ。
結局、
赤ちゃんが来てくれるかどうかは、
神様が決めることですから、
最後は、
その運命を受け入れるしかないと思います。
今、大きな夢をもって、がんばっているあなた。
きっと、うまくいくと信じましょう。
でも、万が一、
こどもができなくても、
あなたは決して不幸ではありませんよ。
病気に負けたわけではないのです。
自分の人生として今を受け入れれば、
赤ちゃんが来てくれなくても幸せになれます。
本格的に、寒くなってきました。
これからのこと、どうなってしまうのでしょうか?
いつかは赤ちゃん、来てくれるのでしょうか?
いつも不安で、
心から笑った記憶がなく、
心が空っぽのあなた。
今は冬ごもりのくまさんです。
周りのことに気を使わず、
自分の殻にこもりましょう。
おいしいものをいっぱい食べて、
楽しかった思い出にひたり、
身も心も温まりましょう。
あなたは健康な人です。
あなたは衣食住があります。
あなたは恨みをもたれてはいません。
あなたには未来と希望がありますよ。
今はじっと、
冬ごもりのくまさんでいいと思います。
心身共に温めて、
寛容という大きな力を育てましょう。
この映画は、人間の生き方を暗示してくれる
大人の映画でした。
感動しました。
漫画の作風が斬新で、すばらしいと思いました。
今までの自分の生き方、
今、現在の自分、
これからの生き方を考えさせてくれました。
不育症、着床障害という苦難
を背負わされているあなた、
きっと、
あなたの 「心の重荷」 を
軽くしてくれますよ。
いろいろな治療をしても、
また、
流産されたとき、
今後のため、まずは、
「流産組織の染色体検査」 を受けてください。
できれば、
妊娠される前に、
その施設で、
その検査ができるかどうかを、
確かめておくことも大切です。
その検査結果が正常だったならば、
卵(胚)は正常だったわけですから、
今までの治療が不完全であった
ということがわかります。
その場合、
違う原因を見つけ、
違う治療をしないかぎり、
また、
辛い結果になってしまいますよ。
大切な赤ちゃんを流産したとき、
流産した赤ちゃんからの声(情報)を
聞いてあげてください。
参考として、
ブログNo.248、No167、No32
を、見ていただくと理解しやすいと思います。
寒くなってきました。
妊娠初期、あるいは移植後は、
冷気による血管の収縮に注意してください。
子宮内のラセン動脈(約120本)が細くなると、
子宮内の卵(胚)の発育に良くないからです。
また、
暖房しすぎて、脱水状態になることも
卵(胚)の発育に良くありません。
寒い季節、
お布団のなかを暖めるため、
電気毛布や、
電気あんかを使っていませんか。
暖房器具として調節しやすく良いのですが、
必要以上に身体を温めると
脱水状態になってしまいます。
私は、昔からある 「湯たんぽ」 を
お勧めします。
最初は熱いですが、
程よく冷めていきますから、
身体にはやさしいのです。
「湯たんぽ」 は、
良い眠りにも誘ってくれますから、
心身共に温まる感じです。
いろいろな人から聞いてはいましたが、
ついに、ロボット掃除機を買いました。
朝起きると一番にスイッチを入れています。
なかなかよくできています。
機械ですから当然ですが、一生懸命働いてくれます。
気分的には、朝から活気が出ます。
ストレスに負けず、
今日もがんばろうかな~、
と、思えてきます。
ちょっと高いですが、
実益を備えたおもちゃと考えれば、
まあ、
まあ、と思います。
私の好きな言葉です。
正しいのか、間違っているのか?
良いのか、悪いのか?
迷ってしまうことが よくあると思いますが、
最後に決めるのは自分ですから、
やっぱり自分自身で「納得」できるかどうかが、
大切だと思います。
そうすれば、「覚悟」もできますから。
不育症、着床障害の検査結果で、
その検査した範囲内では、原因が見つからなかった場合、
「原因なし、すべて卵の問題」として、
納得できれば、
まずは、それで良いと思います。
気持ちとしては、ホッとするからです。
逆に、
「原因が見つからなかった、原因不明」として、
納得できなければ、
落胆してしまいます。
今後に、不安が広がります。
不育症、着床障害の原因には、
身体的な数値で見える原因と、
精神的な数値では見えない原因がありますよ。
2012年5月より2013年4月までの
開業5年目の治療実績がまとまりました。
約650人の不育症・着床障害の初診患者さんが、
5年目の期間に来院されています。
毎年の9月時点ぐらいで、
1年間分のカルテを自分の目で、
すべて再チェックしていますが、
その治療結果には、
身が引き締まる思いです。
1回の治療で、
すべての方が赤ちゃんを育めればいいのですが、
私とスタッフの力不足や、
受け入れるしかない運命によって、
今回も辛い結果となってしまった人の顔が思い出され、
心が痛みます。
傾向として、
来院される患者さんの平均年齢は、
少しずつ上がってきています。
5年間分の合計の治療実績を、
当院のホームページにアップしました。
ご参照していただければ幸いです。
支持的精神療法とは、
その人の悩みや辛さをそのまま支持する、
100%味方になって話を聞く技法です。
それに対して、
カウンセリングとは、
心理学的な資料や経験に基づいて
心の援助をするという技法です。
当院では、
不育症、着床障害の治療として、
心身両面からの治療を行っていますが、
精神面からの治療として、
基本的には、
持続的な支持的精神療法を行っています。
具体的には、
当院の問診票結果と精神分析検査結果を参考にした、
私の心身両面からの診察と、
さらにその後で、
私の長年の最も信頼できる助産師と看護師により、
ゆっくりとお話を聞かせていただいています。
妊娠された時点から当院卒業までが、
非常に大切な時期ですから、
不安なときは
いつでも対応しています。
クリニックの時間内はもちろん、
時間外であっても、
私と助産師により、緊急電話対応をしています。
また、私によるメール対応もすぐに行っています。
当院の支持的精神療法とは、
妊娠前からの安心感と信頼関係を築き、
最も不安な時期に
いつでも寄り添わせていただく
というものです。
このためには、
不育症と着床障害の心身両面に
精通しており、
豊富な経験があり、
また、
この仕事に生きがいと誇りを持っている
ということが
必要と思っています。
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