番外編「東海軒 ごちそうシーチキン弁当」新次元の駅弁を実食
8月
22日
売り切れ頻発のツナ弁当
静岡の駅弁屋・東海軒と、はごろもフーズのシーチキン食堂がコラボレーションして生まれた駅弁。わっぱ型の容器にシーチキン炊き込みご飯と大きなシーチキンかまぼこの入った、立派な駅弁である。
昨夏、田子の月とコラボしたシーチキン大福同様に販売経路も大きく限定され、
・2020年8月1日以降
・静岡駅構内の東海軒(駅南コンコース、新幹線改札の内側)でのみ販売
・販売数に限りがある
など、静岡駅でしか購入できない製品だ。筆者はダメ元で夕方に駆け付け、ようやく積み上げているのを目撃したほど。
なお、本ブログはツナ缶(マグロ・カツオの油漬、味付等)やその関連商品に対する筆者目線のレビュー、解説を目的としているため、ツナパウチも猫缶もツナ入りのナントカというのも理論上レビューできる範囲におさめてある。ただし、猫缶やツナ入りのナントカについては、その品目数があまりに膨大であるため、特筆性のある製品のみを載せる方針をとっている。
特筆性は、ツナ缶ブログに載せてその情報を可能な限り長期間のこして、筆者や読者の学びになりそうなもの、今後現れる研究者の助けとなる価値がありそうなものを筆者の独断と偏見でピックアップし、Xナンバーを付与している。駅弁マークとシーチキンの名を併せ持つ本品はXナンバーにふさわしい。
2020.8.4製造。日持ちは当日の23時まで。
開腹したところ
炊き込みご飯:
刻み揚げやにんじんの入った、あまじょっぱい炊き込みご飯。ツナの食感や味は引っ込んでいて、ご飯や刻み揚げの存在感が強い。ご飯やや固め。
「東海軒のお弁当」としてはご飯の量が物足りないが「駅弁」としては十分な水準。シウマイ弁当のご飯より少し多い。
かまぼこ:
分厚いかまぼこ揚げ。ひじき、ツナ、グリーンピース、シャキっとコーンが練り込まれている。シーチキンの存在感は炊き込みご飯よりもさらに感じにくい。断面を見ると確かに練り込まれているのだが。
ほんのり甘い。こちらも添付醤油との相性が良い。
フライ:
黒はんぺんのフライ。添付醤油との組み合わせがおいしい。
サラダ:
ブロッコリーと春雨の酢の物。箸休めに。
卵焼き:
甘い卵焼き。箸休めに。
ミニトマト:
ミニトマト。
シーチキンの加工製品として価格も手ごろで食べやすい。「いつまで販売」とは明示されていないので、本品が季節商品でなくレギュラー商品に昇格してくれることを願ってやまない……
☆各種評価
・グレード 【N/A】 #缶詰じゃない 評定不可
・価格 【N/A】 #880円/折
・味覚評価 ★★★★☆ 4.4 #駅弁とツナ缶の新しい出会い
・入手性 【N/A】 #期間限定・1店舗タイアップ 評定不可
・原産国 国産
☆スペック
内容量 --g
590kcal/折 食塩相当量4.5g
原材料 シーチキン炊き込みご飯(国産米使用)、シーチキン蒲鉾、黒はんぺんフライ、玉子焼、春雨サラダ、ミニトマト、ブロッコリー、醤油、海苔/調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル)、甘味料(ステビア)、保存料(ソルビン酸)
(一部に小麦、卵、大豆、さばを含む)
JAN:4931893013807 製造固有記号なし
製造者 株式会社東海軒(静岡市駿河区登呂6-5-35)
zu-mix review No.X20200804
☆参考資料
・弁当の東海軒、静岡駅ではごろものシーチキン使う駅弁(日経新聞 2020.8.4)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62263570U0A800C2L61000/
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