《眼福(278)私的“用と美”!?!❖21-339》

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《”親しき市井の陶工・・無意識の意識”》
昭和の陶匠・・・河井寛次郎。独創極まる所業。余りある高みにあった偉人!!
「この世とは我を探しに来たところ」、寛次郎師の言葉。
僕は、法律を学んできた人間。芸術を語れる程に知識を持ち合わせていない。
が、創作陶(1点物)と職人陶(同じものを沢山作る)を同じ視点で見たく思っている。
能書きは別として、つくり手の感覚に“無意識の意識”が見え、感動している。
作家・職人共々、出来上がった器に主・客共々感動するものが時折ある。
食器中心の器を作り続けている友人(陶工職人)の展示販売会が先日あった。
我が心酔・拝上してきた河井寛次郎さんの心を無意識に持つと感じる陶工(粋人)。
それもそのはず、河井巨匠の後援者一族の一員で寛次郎師を良く知っている御仁。
昭和人・・同年代だが、巡り巡って家族共々ご縁がある。
令夫人の父上は、久松保夫さん。日本のテレビドラマ創成期の俳優さん。
KRテレビ(現・TBSテレビ)の連続テレビドラマ『日真名氏飛び出す』、
主人公・日真名氏役を演じた方。そのドラマご存知の方もブログルにはおられよう。
今回の展示販売会にかわいい器が、展示されていた。
我が孫の“お食い初め”用に依頼したものと同じ器が並んでいた。

伝統的風習、形式も大切だが、内容・・心の伝承が最も大切だと思う。
習わし、伝統技術、形式も大切だ。が、生活器であっても欲しく器を作ってもらった。
お食い初めは、漆の木工椀を用いるのが正式とされている。

今年の展示会には、作り手の一つの完成形が見えた気がした。
敬愛・尊敬して止まない陶工(上から目線で失礼だが)と今年も会えた。
「令和参年(皇紀2681年)12月5日、記」



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