《 緑気浴(56)“2020年暮、大小植物”❖20-112❖》

相模原公園には、子供向け可愛い塔がある。

原種シクラメン;ヘデリフォリウム。
園芸種のシクラメンに比べかなり小さい花。
公園の散歩路には、紫式部の種子がまだ見れた。
この姿を見ると冬を感じる。
《“原種のシクラメン周辺”❖2020/12/06❖》
『季節_探訪・・時節感慨』
紅葉・黄葉の探索は、相模原公園で打ち止め。
例年のことだが、その理由は前回記した通り。
この相模原公園で最近知ったのが原種のシクラメン。
植栽されたものだろうが、なんとも可愛い花である。
このシクラメン、原種のCyclamen hederifoliumらしい。
塊茎(tuber)をもち、根は上と横から出て塊茎はかなり扁平。
ヘデリフォリウムの特徴、塊茎の大きさが幅24㎝に達する。
葉は、ハート形で先が尖る。hederifoliumの根は上と横から出る。
シクラメンhederifoliumは、最も普及しているシクラメン種だそうだ。
フランス南部からトルコ西部、地中海の島々の森林、岩場に自生。
ヘデリフォリウムはラテン語のヘデラ(アイビー)と葉に由来する。
葉は、通常は両側に2〜3個、ツタ(ヘデラ)の幼葉に似ている。
hederifoliumの葉柄と花の茎は外側に成長しつつ上に成長していく。
原種シクラメンの周囲は、ケヤキの高木が形よく生育している。
ドッグランもあったり子供が遊べる場所もあり落ち着いた雰囲気。
訪れると、ほっとする、心やすまる公園。
*      *      *
今年も後数時間でおわる。殺伐とした年だった。
きょうの昼間、東京の木場まででかけた。
年の瀬であっても何処か活気がなく寂しげに感じた。
来るベク新年では、良き社会に向かうよう祈り希する。
ブログるのみなさん、良い年をお迎えください。
本年は、お世話になりました。来年も宜しくお願いいたします。






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《 緑気浴(55)“2020年紅葉・黄葉探し(〆)❖20-111❖》

信州・碓氷峠第三橋梁周辺の紅葉・黄葉(2020/11/11)。
樹々の色づきに少し???
信州・碓氷峠第三橋梁駐車場の紅葉(2020/11/11)。
厚木荻野運動公園・野草園前の色づき(2020/11/22)
麻溝公園(2020/12/06)
県立相模原公園・フランス公園メタセコイア(2020/12/06)
県立相模原公園・紅葉❖2020/12/06❖
県立相模原公園・黄葉(2020/12/06)

《“イロハ紅葉・楓・公孫樹・他”❖2020/11~12❖》
『季節_探訪・・時節感慨』
紅葉・黄葉行脚は、相模原公園で打ち止め。
例年のことだが、その理由は前回記した通り。
今年は、コロナ禍の為グリーンハウスも静かだった。
相模原公園は、かつての里の景観が残っている。
ゆったりと、かつての鎮守の森感があって好きな公園。
神仏混交、社寺文化がいかなるものであったか!?!
想像を膨らませ、而して日本の伝統文化を再構築“希”。
最近、紅葉・黄葉の輝きが鈍く感じる。
来たるべく年には、徐々でも樹々がより輝く事を期待する。





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《 緑気浴(54)“Weihnachten2020"❖20-110❖》

さかたの種・グリーンセンターからのフランス庭園。
グリーンセンター入り口で出迎えてくれたクリスマスツリー。
フランス庭園を囲むメタセコイア。色づきはいまいち。
公園の大木を使った、ツリークライミング。
懸垂下降の感覚が蘇った。
楽しそうなサンタスタッフ。鷹取山・三つ峠を思い出す。

《“県立相模原公園・クリスマス様(よう)”❖2020/12/06❖》
『季節_探訪・・時節感慨』
ここ数年来、師走に入ると必ず訪れるのが相模原公園。
公園内にある「サカタのタネ・グリーンハウス」のクリスマス飾り。
そして二階から観るフランス庭園とメタセコイアは、見応えがある。
今年のグリーンハウス、クリスマス飾りは、簡素だった。
簡素といえば・・縁あって南独でクリスマスを数十回余り過ごせた。
南独では、12月6日(ニコラウスの日)からがクリスマスが始まる??
12月5日の夜、子供達は靴を綺麗に磨いていた。
また、幼児達は大きな靴下を用意して眠りにつく。
6日の朝、見ると色々なお菓子が、靴や靴下に入れられている。
運び屋さんは、聖ニコラウス(Christkind、「キリストの子」)!!
日本では、サンタクロースだが、南独ではチョット違っていた。
プレゼントを貰えるのは、前1年間に良い子だった子供だけ。
悪い子は石炭を与えられたり、木枝で打たれる予告状が入ってたり!
宗教改革の影響で、クリスマス文化が25日に移ったが、
南独地方では古き伝統的行事が残っている。
聖ニコラウスは、4世紀頃に実在した人物らしい。
ある説ではサンタクロースの起源となった人物なんだとか。
慈悲深い司祭が恵まれない人々を支え続け、人々に慕われていた。
家計に苦しむある3姉妹の様子を知ったニコラウスは、
その家の煙突にお金の入った袋を投げ入れた由。
その袋が暖炉横にあった靴(靴下)に入った。それが習わしの起源。
聖ニコラウスは司祭杖と金色の本を持ち歩き、
その本には子供の一年間の行いが記されていたとされている。
子供の一年間、良い子だったか否か、聖ニコラウスは総てお見通し!
聖ニコラウスはKnecht Ruprecht(クネヒト・ルプレヒト・・付き人)
をお供に悪い子を見つけると、鞭で尻を叩き袋詰にし連れ去った!?!
そんな伝説が語り継がれてるが、クリスマスイブは、家族団らんで。
*     *     *     *     *
日本国内でのクリスマスの歴史を調べると、、意外と古くからあった!!
1552年(天文21年)に周防国山口(現在の山口県山口市)において、
カトリック教会(イエズス会)の宣教師であるコスメ・デ・トーレスらが、
日本人信徒を招き降誕祭ミサを行ったのが、日本で初のクリスマス。
江戸幕府の禁教令によってキリスト教が禁止された。
だが、長崎出島のオランダ商館に出入りするオランダ人たちは、
自分たちでクリスマスを祝うため、オランダの冬至の祭りとして、
「オランダ正月」として開催していた。
この場に幕府の役人、通訳や蘭学者等の日本人も招かれた。
また、長崎に住むオランダ通の日本人達も、真似て祝事をしていた由。
オランダ商館人は、江戸に出向いた折、
江戸の役人は、オランダ正月を真似て料理等でオランダ人達を饗した。
近代では、大正天皇崩御の後、大正天皇祭(12月25日)が設定された。
日本でクリスマス習慣が普及したのは12月25日が休日となった事に寄るらしい。
また、昭和初期の東京都内では多くのカフェや喫茶店がクリスマス料理を出した。
1948年(昭和23年)、大正天皇祭は休日から外されたのだが、、、。
クリスマスは行事として定着し、行事も盛大に行われるようになる。
昭和30年代のクリスマス、生クリームホールケーキで溢れていたと思う。
だが我が家ではバタークリームのブッシュ・ド・ノエルを父が持ち帰っていた。
学部学生の頃は、山・山小屋でクリスマスを過ごすしか脳の無い男の子だった。
懐かしくも学友と離れた年末を過ごしていたことを思い出す。
コロナ禍でも公園で見かけた子供達に元気をもらった。
世界中、日常生活が混乱しきっている。
落ち着けって、己に言い聞かせる日々だ。




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《 緑気浴(53)“2020年紅葉・黄葉探し(ハ)❖20-109❖》

旧碓氷峠見晴台は、長野・群馬の県境に存在する。
見晴台から妙義山方面を観る。
手前の白いのは牡丹蔓の種子(仙人の髭)。
左側が妙義山系、奥に見えるは、奥多摩~秩父山系。
見晴台からの浅間山。
見晴台は、ゆっくりと落ち着ける場所。
見晴台説明看板。
見晴台直下までバスが運行されていた。
昔は、歩いて登ったものだ。それ故感動も倍加した。
白糸の滝。最近は、何処でもペット同伴が多い。
旧18号線での黄葉。
樹々は、程よく色着てはいたが???
イロハ楓も観られた。
山路・・・往来の車も少なく、車を止めては樹々鑑賞^^)。
妙義神社は、景観の優れた所だった。
参道・・・!!
本殿は、国の重文に指定されている。






《“信州・旧18号線沿線”❖2020/11/12❖》
『季節_探訪・・時節感慨』
久し振りに訪れた軽井沢周辺。良い思い出と凄惨な過去が交差する。
ノンポリ学究者の思考回路を真摯に哲理させた、事件が起こった場所。
あさま山荘事件(浅間山荘事件)をご存知のかたは少なくなった。
1972年(昭和47年)2月19日から2月28日にかけて起こった悲惨な事件。
河合楽器製作所の保養所「浅間山荘」での連合赤軍人質事件(仔細略)。

他方・軽井沢は、わが子たちの楽しい思い出の場所でもあった。
幼少時代の子供達は、毎年・親友の南軽の家で避暑させて貰った。
軽井沢を最後に訪れてから26年を持つ僕の感覚は、複雑である。
旧軽中心だが余りにも都会化し、街中は鎌倉を歩いているようだ!?!
だが碓氷峠の見晴台に登って、そこから眺めた景色にホッとした。
自然は、そう簡単に変異しない、と実感できた。何処か日本的な眺めだ。
それでも気候変動も実感。紅葉・紅葉が、今ひとつ鮮明に映らない。
帰る途中・・・妙義神社にもよった。ここは午前中に訪れるべきと思った。
*     *     *     *     *
先日、時の流れを感じる報道があった。「赤チン」が、なくなるのだと。
大層お世話になった。色々と思い出される!!
『傷口に塗ると赤色になることから「赤チン」の愛称で親しまれた消毒薬、
「マーキュロクロム液」の国内生産が令和2(2020)年末で終わる由。
日本で唯一のメーカーとみられる三栄製薬(東京)が生産をやめると明らかにした。
昭和世代になじみ深い製品がまた姿を消す。
赤チンはかつて家庭や学校の常備薬の定番だった。
しかし、水銀が原因の水俣病が公害に認定され、
生産過程で水銀を含んだ廃液が発生することから、
昭和48(1973)年に原料の国内生産が終了した。
 三栄製薬などは海外から原料を輸入して生産を続けたが、
無色透明の消毒薬「マキロン」が登場し、売れ行きは落ち込む一方だった。
根強いファンから「いつまでもつくり続けて」などの声も寄せられるという。』
---sankei.com---より転載。


師走・・今年も終わろうとしている。
コロナ禍で世の中は、疲弊しきっているやに映る。
医学的対処を素人の僕が言えるはずもないのだが、
何回も言うのだが、指定感染症対処を考えるべきだ。
更には地上波で隣国のコロナ禍情報が出てこないのはなんで??
国内重視は当たり前だが、出入国管理を厳しく規制すべきでは。
主要マスメディアの報道姿勢に怒りを覚えるが、なんせ非力。
年末とは申せ、国境周辺で警備に尽力して頂いている方々に、
感謝と御身ご自愛を希し、細やかな凡人の言だが表明したい。



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《 緑気浴(52)“2020年紅葉・黄葉探し(ロ)❖20-108❖》

煉瓦のアーチには惚れ惚れする。
雲場池(くもばいけ・通称スワンレイク)脇のレストラン。
観光客は多かったが、静かな佇まい!!
石の教会・内村鑑三記念堂。
堂の全体像は、何処と無く記憶のイメージと異なっていた??
ヒッソリと佇む牧師館。
《“信州・旧18号線沿線”❖2020/11/11❖》
『季節_探訪・・時節感慨』
碓氷第三橋梁は、旧信越本線アプト式時代の廃線を利用した遊歩道(アプトの道)。
アプトの道、全行程をゆっくりと散策してみたら凄さをより体感出来ると思った。
碓氷第三橋梁を観て、来た道を少し戻って碓氷湖(うすいこ)を訪れたが??
碓氷湖、碓氷川に建設された坂本ダムを形成する人造湖(ダム湖)に由。
空腹で散策を早くに切り上げ軽井沢市内に向かったが、街中は混雑していた。
街中を走り廻り雲場池(くもばいけ・通称スワンレイク)脇で駐車。
池畔のレストランで昼食、古き軽井沢を思いながらも早々に遅昼を済ませた。
初めて家族以外と軽井沢に行ったのが高校3年生の時。
その時訪れた、軽井沢高原教会を訪ねることにした。!
旧軽井沢より少し離れた中軽井沢にある軽井沢高原教会。
木立の中に佇むとんがり屋根が特徴的な軽井沢高原教会、
大正10(1921)年に材木小屋での「芸術自由教育講習会」が原点。
キリスト教思想家内村鑑三、詩人北原白秋、小説家島崎藤村等々、
文化人が集い、「遊ぶことも善なり、遊びもまた学びなり」が理念。
それ故に内村鑑三は、この場所を「星野遊学堂」と名づけた。
思想・宗教にとらわれず、心から交流し合える布教の場にした。
第二次世界大戦後、「星野遊学堂」から「軽井沢高原教会」に改名。
「星野遊学堂」の木の看板は、今も建物の正面に掲げられている。
建物自体は何度か改修されているが、地上からの三角形は健在。
現在では、信仰にとらわれない“リゾートウェディング”の場である。
僕は、隣接する「牧師館」の方に興味を覚えた。建物雰囲気ともに。
そして今ひとつ見たかった場所が、石の教会・内村鑑三記念堂。
ホテルブレストンコートに隣接、“リゾートウェディング”の場であった。
訪れた時は、式典の最中で近寄れなかった。
明治・大正期のキリスト教指導者・内村鑑三の顕彰目的の礼拝堂。
地上は礼拝堂、地下が内村鑑三記念堂となっている由。
石とガラスの異なるアーチが重なり合う独特のフォルム。
アメリカ人建築家ケンドリック・ケロッグによって設計された。
石は男性で、ガラスは女性を象徴しているとされる。
竣工 - 1988年。初めてこの地を訪れた時には無かった礼拝堂。
懐古趣味感覚は持たないが、初めて時の此処の環境のほうが好きだ。



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《 緑・気・浴(51)“2020年紅葉・黄葉探し(イ)❖20-107❖》

碓氷第三橋梁(通称・めがね橋)は1892(明治25)年に完成した
レンガ造り4連アーチ橋。長さ91m、高さ31mで国内最大規模。
国道18号線、軽井沢側からの眺め。
旧信越本線アプト式時代の廃線敷を利用し遊歩道「アプトの道」として人気がある。
橋梁に続く隧道内からの眺めだが一幅の絵画のようだ。
レンガ造り4連アーチ橋。長さ91m、高さ31mで国内最大規模。
重要文化財に指定されている。
1892(明治25)年に完成したが、創工技術等素晴らしい。
隧道入り口、煉瓦の積み方(英国式)が鮮明に分る。
英国人技師のしごとぶりが手に取るようにわかる。
《“信州の初冬”❖2020/11/11-12❖》
『季節_探訪・・時節感慨』
今年は、諸般の問題で遠出の紅葉・黄葉探訪は無しと思っていた。
秋といえば栗、大学生時代から秋になるとモンブランを頂いたものだ。
週に一度は、食べに行った・・神田小川町にあったエスワイルへ。
本探し(古書)、楽器を眺め、そして靴屋(平和堂)、ケーキで〆。
S・ワイル・・・ケーキ屋さんの店名だが、人の名前でもある!!
フランス流で秋だけのメニューに“モンブラン・オ・マロン”があった。
シンプルそのもの、絞った栗にホイップクリームが添えられたもの。
70年安保闘争地、神田駿河台、催涙ガスが臭う中でも食した。
ノンポリ学生で、登攀に夢中だけの学生だったもので。
今では食べれないS・ワイル(閉店)の“モンブラン・オ・マロン”
あの“モンブラン・オ・マロン”風なものを今年は、頂けた。
その折、話題になったのが、連合赤軍の浅間山荘事件。
我々の青年期でのショックな出来事だった。
今や殺人事件など珍しくなくなった社会だが、あの頃は!!
色々と思う事がある。そんな折に軽井沢散策のお誘いがあった。
碓氷第三橋梁(通称・めがね橋)と周辺の散策をしようと。




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《 緑・気・浴(50)“丹沢山地の麓・二”画像+編集❖20-106❖》

花の少ない季節なのに色々な小さな花が見えた。
ノジギク(野路菊)        キク科(Asteraceae)
学名:Chrysanthemum japonense (Makino) Nakai
アシズリノジギク(足摺野路菊)       キク科(Asteraceae)
学名:Chrysanthemum japonense var. ashizuriense
キバナノジギク (黄花野路菊)
学名:Chrysanthemu
オオツワブキ(大石蕗) キク科(Asteraceae)
学名:Farfugium japonicum var.giganteum
ツワブキ(石蕗) キク科(Asteraceae)
学名:Farfugium japonicum (L.) Kitam.
ツワブキ ( 石蕗 ) の白花に「大社白」、別名 「白兎」がある由。
リンドウ(竜胆) リンドウ科(Gentianaceae)
学名:Gentiana scabra var. buergeri (Miq.) Maxim. ex Franch. et Sav.
Gentiana scabra Bunge var. orientalis H.Hara
Gentiana scabra Bunge  広義
野草園には、各所に憩いのベンチが設置されている。
ベンチの周りにはツワブキで囲まれてのどかな空間であった。
ベンチに腰掛け目の前に広がる景観、コロナを忘れさせてくれた。
《“厚木荻野運動公園・野草園(2)”❖2020/11/22❖》
『植物探訪』
ノジギク(野路菊);
リュウノウギク と シマカンギク の雑種説の如く形態が似ている。
而して アシズリノジギク、イソギク×アシズリノジギク 、 キバナノジギク等がある。
茎の基部は倒れて斜上、中部で普通3分枝し、上部で多数分枝する。
葉は互生、葉柄長は、2㎝以下。葉身は、広卵形で3~5中裂、裂片に鋸歯あり、
葉質は厚く、葉表は毛が散生、葉裏は白色の毛が見れる(灰白色・緑白色)。
キバナノジギク (黄花野路菊)は、黄花のノジギク(品種分類されていない)。
海岸沿いの傾斜地に自生、高さは60~90センチになる。
葉は広卵形で5中裂、表面は緑色で少し毛が生え、裏面は伏毛が密生(灰白色)。
茎頂や葉腋に直径30~55ミリの淡黄色の頭花を咲かせる。
アシズリノジギク(足摺野路菊);
ノジギク の変種といわれ、足摺岬を中心とした四国東南部の海岸近くに自生。
ハマギク(関東北部~北海道の太平洋側)、 オオシマノジギク(奄美諸島)も近似。
花が終わる頃にはピンクに変っていく。
イソギク と混雑した様な イソギク×アシズリノジギクの交雑種も紹介されている。

オオツワブキ(大石蕗);
ツワブキ や ホタルフツワブキ の仲間で九州の海岸近くに生育。
ツワブキより葉が大きく背丈も高いが、環境によってはツワブキと変わらない。
ツワブキ名は、葉に艶がある フキを意味し、艶葉蕗(つやばぶき)から転じた。
又、ツワブキ ( 石蕗 ) の白花に「大社白」、別名 「白兎」がある由(画像がそれか?)。
学名は、オオツワブキ(大石蕗)と同じFarfugium japonicum。

ツワブキ(石蕗) ;
12月になっても咲く花のひとつ、目を引く存在である。
葉は全て根生しロゼットになり、葉幅は6~30㎝位、心形葉で表面に光沢がある。
若葉は、にぎりこぶしのように丸まり灰褐色の軟毛をかぶっている。
葉の間から高さ30〜75cmの太い花茎をのばし、黄色の頭花を散房状につける。
頭花は直径4〜6cm。基部に少数の補助の苞(calyculus=副咢)をもち総苞は鐘形。
総苞片は2列につき、外総苞片は狭く、内総苞片は幅が広く、縁は膜質。
花托は平ら、鱗片は無く、蜂の巣状、浅い穴があり、穴の周りの縁に小歯がある。
外側の小花は放射状、雌性、1列につく。中心小花は筒状、両性、拡大部は5裂。
キモンツワブキ、カワリツワブキ、ウコンツワブキ、ヤエツワブキ、タイワンツワブキ、
オオツワブキ、リュウキュウツワブキ、ヤクシマツワブキ等々、判別が大変だ。


リンドウ(竜胆) ;
秋を代表する花リンドウ(竜胆)は、根や茎が非常に苦く、
熊の胆より苦いというので竜の胆嚢という意味の「竜胆」が変化したと由来する。
園芸栽培種は、沢山ある。赤いリンドウなんても開発されている!?!
クリスタルアシロ(白花にブルーの縞)、メルヘンアシロ(ピンクの花)、
ジュエリーアシロ(ピンクの花で花弁の先が白)
ロマンスアシロ(濃ピンクの花)、プリンセスアシロ(濃ピンクの花)、
恋紅(世界初の赤色の花)開花は10月初旬、
シャインブルーアシロ(ブルーの花)、安代のひとみ(ブルーの花)等々。
リンドウ属の総称であるリンドウと区別するため、ササリンドウとも呼ばれる。
茎は直立又は横倒しになっていることもよくある。
葉は対生し卵状披針形、表面は緑色、裏面は淡緑色、柄がなく茎を抱く。
根生葉はなく、茎の頂部に、筒状鐘形の花を固まって数個、上向きに付ける。
花冠は紫色、内面に茶褐色の斑点があり先が5裂する。
柱頭は2裂し、雄しべは5個。萼は裂片が線状披針形で、筒部より長い。
湿地に生える葉が細いものは、ホソバリンドウと呼ばれている。


『 時  節  感  慨 』
コロナウイルスの感染で社会は、混迷しきっている。
年末年始、どうなるのだろう!?!
週末は、小惑星リュウグウの試料が入っているとみられるカプセル話題で、
気分がいっときなごんだが、コロナ問題で印象操作かと思える調査発表があった。
『政府の観光支援事業「Go To トラベル」の利用者の方が、
利用しなかった人よりも多く新型コロナウイルス感染を疑わせる症状を
経験したとの調査結果を東大などの研究チームが7日、公表した。』
実際に感染した者の数値的検証( Go To トラベル)の拡大検証なら分るが、
ネットアンケート形式で単に回答者の感覚を示したに過ぎない(私見)。
Go To トラベルはやめろ、と言うらしいが、単に危険だと煽っているに過ぎない。
学術会議問題同様、権威主義的上から目線の愚見としか思えない。
其れは其れだが、感染症対策の骨格、そして現状を真摯に示してほしい。
国策は、基本事項。其れに基づいて具体策を示すのが各地方自治体。
国会にして、「桜を見る会」問題を追求している時か、と申し上げたい。














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《“コロナ禍にあっての快挙!?!”❖20-105❖》

地球に帰還する「はやぶさ2」の試料カプセルの光跡 =6日未明(JAXA提供)

《 “はやぶさ2 6年ぶり帰還の快挙”(襍・_・囈7)》
「長い苦労報われた」 はやぶさ2チーム 着陸に安堵
「やった!」。
6日午前2時半過ぎ、相模原市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の管制室に喜びの声が響いた。
小惑星探査機「はやぶさ2」から分離された試料カプセルが大気圏突入を無事に切り抜け、
位置を伝える電波を発信していることが分かった瞬間だった。

 電波を発信できたことの意味は、着陸位置が探しやすくなるだけではない。
発信とセットになっているパラシュートを開く動作が成功し、
オーストラリア南部の砂漠に向けて予定通り、緩やかに降下している証拠でもあった。

緊張した表情でモニター画面を見つめていた管制室のメンバーに、
弾けるような明るい笑顔が広がり、拍手が渦巻いた。

 午前3時過ぎには、カプセルからの電波が途絶えたことが伝えられた。
カプセルの位置が、地上に設置された高さ2~3メートルのアンテナよりも低くなったことを示す現象だ。
責任者の津田雄一プロジェクトマネージャは「電波が途絶えたことは、
着陸を意味している。本当によかった」と、ほっとした表情を浮かべた。

その後、オーストラリアのカプセル回収チームから、
電波の分析によって着陸位置がほぼ推定できたとの連絡が入った。
JAXAの久保田孝教授は「全てが順調に進んで感動した。
長い苦労が報われた」と、喜びを語った。

JAXAは午前5時ごろに、着陸したカプセルをヘリコプターで発見したとツイッターで報告。
メンバーは「最大の山場を無事に乗り越えられた。
試料の分析結果がとても楽しみだ」と話した。
ーー産経新聞 web版より転載ーー


素晴らしい日本人ティーム。感動・感激を有難う!!




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