《雅羅・/・襍〝備忘録'24-19〟❖ ’24-207 ❖》

ハシゴシダ(梯子羊歯)  ヒメシダ科(Thelypteridaceae)
学名:Thelypteris glanduligera (Kunze) Ching
Parathelypteris glanduligera (Kunze) Ching

《 初見羊歯〝梯子羊歯〟7月草本I  ❖ ’24/07/26 せせらぎ広場脇 ❖ 》
植物観察してる中で最も苦手(不勉強・不見識)なのが“シダ植物”である。
泉の森内で色々と見受けるシダ植物であるが、少し前に気になったシダ。
引地川源泉の小川縁の石積護岸壁の隙間に立ってるシダが見えた。
増水すれば、すぐに水面下になってしまう場所だ。
そのシダに保護観察中の立て札が立っているのを見つけた。
帰宅後、調べてみるとこの地にあること自体が稀とわかった。
如何なる経緯で、そこに根をはったのだろうか!?!
日頃、参考にしているHPサイトを見ても・・謎は深まる。
泉の森には,幾種類かの珍しい植物が存在しているのは事実だ。
こうした植物を発見している方々に感謝をしたい。
泉の森を調査している方々は、ボランティアだと管理者にお聞きした。

ハシゴシダ(梯子羊歯);
資料等を参考に色々な解説書(専門学術書も含め)を
読んでみた。
読めば読む程、わからなくなる。
如何にしてあの場所に茎を立てたのか??
眺めていると不思議に思うが、ロマンテイックでもある。


ーー神奈川県植物誌よりーー
(5)ハシゴシダ Thelypteris glanduligera (Kunze) Ching;
Parathelypteris glanduligera (Kunze) Ching
 常緑性.根茎は長くはう.
葉身は 2 回羽状で,葉身中ほどにある羽片基部の上側裂片はほかの裂片より大きい.
小羽片は羽軸に沿着して独立することはないことを基本とする.
羽片は基部から中ほど 2/3 まで上下がほぼ平行で,
それから先端に向けて徐々にしぼむ.
胞子嚢群は辺縁寄りに位置し,包膜に毛がある.
本州(秋田県,宮城県以南),四国,九州,琉球;
朝鮮,中国,台湾,フィリピン,インドシナ半島,南アジアに分布する.
県内ではシイ・カシ帯のほぼ全域に分布し,やや乾いた樹林内や林縁に生育する.

「令和陸年(皇紀2684年)7月26日、記」
 
 
 
 
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