《 面白い花名(木の名前)!!“団扇の木” 》
植物園で見る事はできるが、自生・群落は中々出会わない植物。
そんな植物に“ウチワノキ(団扇の木)”がある(私・個人)。
ウチワノキはモクセイ科の朝鮮半島原産・落葉低木(一属一種)。
扁平な形の実が団扇に喩(たと)えられて命名された由。
レンギョウ(連翹)の仲間と分かるように、花は、白花のレンギョウに見える。
それ故か、別名シロバナレンギョウ(白花連翹)とも云われている。
鎌倉の長谷寺に植栽されているが、他所では見た記憶はない。
ウチワノキの花、今頃に開花する。樹高1~2m、多数の茎を出し、枝は弓形。
葉は対生、単葉、緑色、長さ6~10㎝×幅3~4.5㎝、両面に毛がある。
花は葉の展開前に多数つき、腋生、密に束生し、芳香がある。
蕾は紫色で開花すると白色、時にピンク色を帯びることがある。
長さ約1㎝、花弁は4枚。果実は球形の翼果、直径2~3㎝。以上資料より。
「令和陸年(皇紀2684年)3月4日、記」