今年は、興味津々の紫陽花観察を楽しんでいる。面白い毎朝観察!!
そんな脇に雑物置台があって、その脚基に毎年シュウカイドウ(秋海棠)が咲く。
今年も咲いて!!和名由来は、花がカイドウに似て、秋咲くことからに由。
江戸時代に園芸用として渡来したとか。
シュウカイドウ(秋海棠);
塊茎で冬を越す球根植物。雌雄同株で雌雄異花。葉は互生し左右非対称でいびつ。
先尖りで基部は心形、縁に鋸歯がある。茎頂の長い枝分かれした花茎の先に花がつく。
白色~淡いピンク色の花弁の様に見えるのは萼で、やや垂れ下がってつく。
外側の2枚は大きく、内側の2枚は小さい。中央にある球状の黄色い部分は雄花
雌花は、花の付け根に三角状の翼をつけた子房子房があり、2枚の萼と3枚の花弁の計5枚。
イボクサ(疣草);草名の由来は、葉の汁をつけるとイボがとれることから(帰化植物)。
茎は赤味を帯び片側に毛条がありよく分枝し、下部は地を這い上部が斜上する。
葉は、狭披針形でツユクサより狭く、葉の数も少ない。葉の基部は鞘状になる。
花は、茎頂に1個ずつつく。内花弁は3個、白色で先が淡紅色。外側の萼片も3個。
雄蕊は6個のうち紫色の3個は仮雄ずい。葯は青色。花は1日でしぼんでしまう。
イボクサは水田雑草と云われるが、午前中の花は可愛い。午後しぼんだ姿を見ると寂しい。
花弁・萼片・雄蕊・仮雄蕊と綺麗に3つずつで揃って見事。湿地や水田周りの飾りである。
「令和肆年(皇紀2682年)9月15日、記」