旧き時代の一般的に使われた布(織物)の中に久留米絣がある。
その布が寝具の布団皮にも使われていた。図柄も沢山あった。
おめでたいものに使われたと思しきものが、手元にある。
今の時代に見ても図柄は興味深く、時折、敷物として使っている。
旧き明治・大正時代に織られた布、嫁入り持参品の布団皮。
現代では工芸品とされるが、元々職人の仕事、工芸品ではなかった。
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敷物として用いた久留米絣の布、その上にあるお菓子は(仏)伝統のお菓子。
その子細については、以前ブログルで書いたので参照してください。
神事に関係する伝統的お菓子。日本人は、洋菓子をも多様に受け入れてる。
おかげで美味しいものを容易に手に出来る。和洋共々食する事ができる幸せ!!
そこで思うのは、“素” “原点”を見据えて今を知ることではないか。
青春時代に“民藝”を知り、河井寛次郎・濱田庄司・バーナード・リーチに出会えた。
特に、木工家具研究者の池田三四郎さんには師として教えを乞うた。
物好き愛好にすぎない陶器・木工だが、それらから色々と教えて頂いている。
伝統の素を忘れてはなるまい。目利き・眼力を養う。改めて思う。。。!
また仏お菓子文化では、A・ルコントさんに多くを教えて頂けた。
食に関しては、小野正吉・野田岩次郎御大に色々教えて頂けた。
偉人の教えを我が身内に残すべく記録作りを、と年頭に思った。
「令和肆年(皇紀2682年)1月21日、記」