四月はじめの森に見慣れた花々だが益々いきいきと増えてる花々。
環境が合ったのか昨年に比べ群落・お花畑が素晴らしい。
イチリンソウ(一輪草);
ニリンソウ は一つの茎に花を2個つけるが、イチリンソウは、1個だけが普通。
葉が羽状に細く裂けるのが特徴。林中等で日陰に見える。高さ20〜25cm位。
別名のウラベニイチゲ(裏紅一華) は、花弁の裏側が薄いピンクをしている。
根茎は横に広がる。茎葉は総苞状、有柄、3個輪生し3出複葉。小葉は羽状に深裂する。
根生葉の上には花茎を出さない。
花は直径3~4㎝で1個つく。花弁に見えるのは萼片。
萼片は白色、長楕円形で5~6個、稀に7個つく。花の裏側は、薄い紫色.。雄蕊・雌蕊多数。
二輪草は、葉の裂片の幅が広く花も小型。萼の多いものをヤエイチリンソウと呼ぶ。
花がよく似たニリンソウは、3輪生した葉に葉柄がない。
ニリンソウ(二輪草);
一つの茎に2つの花がつくことからきた名前だが、最初に一つが咲き、後から2つめが咲く。
稀に一個しか咲かないものもあるが、これを一輪草とは言わない。
花も葉も、おひたしなどにして食べると、くせのない味で山菜としても有名。
和名の由来は花が2個ずつつくことが多いことから。
茎葉は3個輪生し、小葉が羽状に深裂する。茎葉には、葉柄がない。
3個がそろって丸い葉のように見え、葉の表面に白い斑紋が見える。
花は直径約2㎝、1~3個つく。花弁に見えるのは萼片。
萼片は、8~10㎜位で白色、長楕円形で5~6個つく。
根茎は漢方薬の材料となりウマチなどの疼痛に効くとされる。
花は、イチリンソウに比べるとニリンソウはかなり小さい。
「令和参年(皇紀2681年)4月16日、記」