イモカタバミ(芋片喰);
地下の塊茎によって増え、塊茎が節の様に別れるので節根花片喰とも言われる。
葉に短毛がまばらに生え、葉の裏には橙黄色の小点がある。
花は直径1.5㎝位で濃いピンク色、花弁の基部が濃紅紫色をしている。
雄蕊の葯は黄色。萼片の先端に橙黄色の小点が2個ある。
紫片喰は、雄蕊の葯が白色。花色も薄いピンク色。花弁の基部は、やや黄色を帯びる。
近似種のレッド・オキサリスは、毛が短く萼が楕円形で花弁が軟毛で覆われている。
ハナカタバミは、大型で茎に微毛が密生し花の基部は白く、葯は黄色。
江戸時代に渡来した紫片喰に対して芋片喰は、昭和の大戦後に渡来した植物。
カタバミ種は、其々がとてもよく似た花を咲かせる。
芋状の塊茎で増えるために、芋片喰と言う名前が付き、群落を作る様は鑑賞に耐える。
未だ2月初め、まさか咲いているとは!! 見つけた時は一瞬、驚いた。