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《時節・_・襍囈⇔“マニアックなレンズメーカー「シンプル イズ ベスト」!!”》
“安原製作所”;
一般的には殆ど知られていないが、実にマニアックなレンズを作っている企業。
1998年、元カメラメーカーの技術者だった安原伸さんが創業した光学メーカー。
ユニークな製品(カメラ用交換レンズ)を世に送り出している。
1999年に発売したレンジファインダー式フィルムカメラ「安原一式」が第一弾。
当時、大人気で生産が追いつかず、入手困難で個人的には入手出来なかった。
最近は、変わり種交換レンズを手掛けている。
高倍率マクロレンズ「NANOHAx5」、全周魚眼レンズ「MADOKA 180」、
ソフトフォーカスレンズ「MOMO 100」等を発表、実にユニーク且つ楽しい。
今開発されてる「ANTHY」シリーズは、フィルム時代を思い起こす。
発売済の広角系のANTHY35(35mm)、50mmと85mmは、開発中。
このANTHYは、カメラ本体と通信する電気的な接点がない。
20世紀、フィルムカメラの時代で主に使われた135フィルム(35mm)、
撮影画像サイズは24mm x 36mmで「フルサイズ」と呼ばれていた。
21世紀になりデジタルカメラが台頭し、フィルムカメラは消えてしまう。
デジカメ(レンズ交換式カメラ)の撮影画像サイズが取り沙汰されているが、
最初、フルサイズのセンサーは、安価に作ることができなかった。
そのため一回り小さなセンサー(APS-Cやフォーサーズ等)が用いられた。
現在、各社からフルサイズセンサーを持つカメラが出てきている。
そんな環境下で、フルサイズのミラーレスカメラ用にAnthyが出現した。
万能的機能レンズ「何でもできる便利な機能」ではなくシンプルに。
ANTHYは、マニュアルフォーカスで、絞り優先AE撮影に特化したレンズ。
絞りリングがレンズ側にある。Anthyが目指す撮影スタイルの原点回帰。
左手でフォーカスと絞りをコントロールする、エレガントな所作の復興。
而してANTHYは、画質が良く高価なメーカー純正の単焦点レンズ負けていない。
メーカー純正レンズに比べ安価で極めてコストパフォーマンスが高い。
ANTHYは実用的に良い写真を撮ることを目指している由。
ANTHY35の開放F値はF1.8。被写界深度は十分に浅く、ボケを生かせる。
既存のデジカメレンズF1.8ともなるとレンズが肥大して重くなっている。
マニュアルフォーカス撮影、ANTHYは、実用的で手の届く価格、魅力だ。
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一般的には食欲の秋だが、僕にとっては((o(´∀`)o))ワクワクする秋になった。
興味深いデジカメも含めて、出会えた喜びに浸っている。
話は違うが、写真を撮っていてボケという言葉をつかっている。
レンズの被写界深度範囲外に生みだされるボヤけた領域の美しさ等の表現だ。
僕は、日本的表現だと思っていたが、欧米人も“bokeh”“tama-bokeh”と表現する由。
来訪していた欧米人から聞いた。機材だけではなく日本は、良い発信をしている。
ワオ!と言っているユーザー
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